瀬谷校のブログ
2017/06/07
瀬谷区の皆さん、こんにちは。
ナビ個別指導学院瀬谷校です。
今日のタイトルは「I shall return.」です。
これ、なんて訳すか、ってなると、戸惑う人が多いのではないでしょうか。
この言葉は、歴史に必ず出てくるあの人物、GHQのマッカーサーが、第2次大戦中に残した言葉とされています。
当時マッカーサーが治めていた領地に、日本軍が攻め入り、領地を奪われた際に、マッカーサーが発した言葉だそうです。
助動詞は、それぞれイメージで覚えることが大切です。
「canは可能性」といった具合です。
じゃあ、shallって何なのか、ですね。
そのためには、まずはwillを見ていきます。
willは、名詞として使うと「意志」という意味があります。
「~するつもり」「~するだろう」という意味も、ここから来ていますね。
「意志」とは、これからのことについてです。
そこが転じて、「未来形」といった具合になります。
さて、willが「意志」だとすると、shallはなんでしょうか。
学校で習うshallの訳は、「~しましょう」というものが多いです。
shallは「強い意志」とでも言いましょうか。
それならば「~しましょう」という意味もしっくりくるかと思います。
さて、まとめます。
「I shall return.」は、「I will return.」の強いバージョン、という意味合いで捉えてみるといいでしょう。
マッカーサーが、領地を取り戻すにあたって、どれだけの思いを抱いていたかがわかりますね。
訳すとなると難しいかと思います。
しかし、この「日本語に訳しづらい」ところに、英語の大事さが詰まっていると考えています。
そもそも言語が異なれば、完全に訳せるとも限りませんからね。
これこそが、「感覚」というものだと思います。
参考にしてみてくださいね。