瀬谷校のブログ

比例、関数の簡単な考え方!?-遊びの中の数学-

2024/10/18

瀬谷区の皆様、こんにちは!

瀬谷中学校前にある、ナビ個別指導学院瀬谷校です。

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今回は比例と1次関数がより簡単に感じられるようなお話です!

関数と聞くと「ああ...あの意味の分からないあれか...」

と反応する中学生が少なからずいます。

そこで今回はRPGの世界から一次関数を考えてみましょう。

y=ax+b

の式は学校ではaは傾き(1次関数までは変化の割合ともいう)

bは切片と習いますね。

もちろん学校でのテストでの正解はこれらですが

今回の考え方はこうです。

y=キャラの攻撃力

x=キャラのレベル

a=キャラのポテンシャル(伸びしろ)

b=レベル0の時の攻撃力(初期値)

です。もうRPGっぽいですね。

20241018_164624.jpg

例えば

写真のキャラA ステータスはy=1/5x+1です。

レベルが上がるにつれxが1.2.3.と上がっていきます。

計算してみるとどうでしょう。

レベルが5になって初めて攻撃力が2に!

レベルが10になってやっと攻撃力が3に上がります。

では、キャラBはどうでしょう。ステータスはy=2x+5で、

レベルが0でもキャラAの20レベルの時に匹敵するほどの強さです。

キャラBもレベルを1.2.3と上げていくと

1レベル上がっただけで攻撃が7!

2レベルでは攻撃は9です!

このキャラの攻撃力の差はどこで開いていくのでしょうか。

答えは「a(傾き)」です。この数字は

y/xやyの増加量/xの増加量(xの増加量 分の yの増加量)と分数であらわされる数字で

要はレベルがいくつ上がると攻撃力はいくつ上がるの?というのを表した数字ということです。

キャラAのa(傾き)は1/5なので5レベルで攻撃1アップということを表し

キャラBではa(傾き)は2(分数だと 2/1)なので1レベルで攻撃2アップ

ということを現しています。

a(傾き)の数字が大きければ高い成長率を誇っていることを表し

a(傾き)の数字が小さければ成長がゆっくりだということを表しています。

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例題)次の一次関数の式を求めなさい。

①変化の割合が1でx=4のときy=3

問題からキャラのポテンシャルが「1」でレベル3のとき攻撃力が4になることがわかります。

わからないのはbの初期値なので

b以外の数字をy=ax+bの式に代入してしまいましょう。

4=1×3+b

4=3+b

4-3=b

b=1

となりました。

なのでこの問題の答えは

y=x+1

となるのです。

問題文からこのキャラの数値を探り1次関数の式に代入することで

このキャラクターの「ステータス」を答える問題です。

どうでしょうか。

一次関数ではもっと難しい問題もありますが

まず入り口としてこんな考え方もアリではありませんか?

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