渋沢校のブログ
2020/03/07
秦野市にお住いの皆様こんにちは!
渋沢駅から徒歩5分、ナビ渋沢校です!
小学生、中学生と話をしてきましたが、
最後は「高校生の勉強」についてです!
高校生の勉強で変わることと言ったら、まず思い浮かぶのが、
「センター試験」から「大学入学共通テスト」に変わることでしょう。
英語の民間試験や記述式問題の導入など見送りにはなりましたが、
今の高校2年生から「大学入学共通テスト」を受けることになります。
話題になっていたものは導入見送りとなりましたが、
実際にはどこがセンター試験から変わったのでしょうか?
大学入試センターから発表されている、
試行調査の問題を見てみました。
【国語】
・1つの大問に対して、関連する2つの文章を読み取ったり、
実用的な文章、資料を読み取ったりという問題になってきた。
条文や図表、ポスター、生徒同士の会話などから出てきた情報を文章と合わせて考え判断する。
【数学】
・数学の理解度を問う問題となっており、ただ公式を暗記しているだけでは解けなくなった。
問題への考え方が生徒の会話として入っていたり、日常生活と関連したものを題材としていたりと、
問題の読解が必要となっている。
【英語】
・リーディングの問題はすべて英語。
図表、グラフの読み取りだけでなく、校内新聞やブログなど日常生活に近いものも題材となっている。
アクセント問題や文法問題はなくなった。
・リスニングの重要性が大きくなった。
リーディングとリスニングの配点は『1:1』となり、リスニングによって英語の点数に差が出やすくなった。
国語、数学、英語を紹介しましたが、どの科目においても、
日常生活や身近な事象に関連したものから、問題が作成されており、
知識の量ではなく、「思考力・判断力・表現力」が問われるものへと変化していくようです。
小学生編、中学生編でもお伝えしましたが、「なんで」を考えられる力がこれからの時代は求められる力となるようですね。
出題方針の変化に伴って、問題文の量や情報が多くなっています。
高校生のこれからの勉強としては、知識の量はもちろんですが、
問題で何を聞かれているのかを読み取る、読解力がかなり重要となってきそうです。
「家でやることがなくて暇」と思っている高校生の方は、この機会に色々な文章を読んでみるのはどうでしょう?
3月の過去ブログ
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