渋沢校のブログ

自習の様子をみて思うこと

2020/09/10

秦野市にお住いの皆様、こんにちは!
渋沢駅から徒歩5分、ナビ渋沢校です!

学校が始まり、テスト日程が発表されたこともあってか、
自習室の利用が増えています。
勉強時間を増やすことはとてもとても大事なことなので、
自習をしてくれることは嬉しい限りです。

ただ、自習の様子を見ていて思うことがあります。
それは、「どんな意識をもって勉強していますか?」ということです。

自習の生徒に「今日は何をするの?」と質問すると、
「学校の課題やる」や「数学のワークやります」などの答えが返ってきます。
やることしっかり決まっているんだな、と思い、
帰るときに、「今日は何ができるようになったの?」と質問すると、
「課題が終わった!」や「ワークが〇ページ進みました」と答えが返ってきます。
ただ、「どんな内容だったの?」と質問すると、答えにつまる生徒は少なくありません。

自習で意識することは2つあると思っています。

1つ目は、「終わらせなければいけないこと」です。
期限が決まっている提出物については、まず取り掛からなければなりません。
それは大人になっても同じです。
ですので、課題を終わらせる、という意識をもって自習することは悪いことではありません。

2つ目に、「自分で解けるようにすること」です。
学校・塾の授業で、課題で、分からない問題があった。
自分で解けるのか不安な問題があった。
これを、「自分で解けるようにする」という意識をもって自習はできているでしょうか?

「分からない問題があったので教えてください」と質問するとき、
「終わらせなければならない」から質問するのか
「自分で解けるようにしたい」から質問するのか
皆さんはどちらでしょうか?
質問するときの意識の違いによって、説明されたあとの吸収率は変わります。

授業のノートを写す勉強が、あまりおすすめされないのは、
「自分で解けるようにする」という意識になりづらいからです。
逆に、問題をたくさん解く、という方法はおすすめされますが、
「とりあえず問題解く量増やせば大丈夫」と思っているとただ解くだけで終わってしまいます。

「自分で解けるようにする」ためにおすすめする勉強は、
「自分が友達に説明するとしたら」と考えながら勉強することです。
友達に説明したとして、その友達に分かってもらえそうな説明ができているか。
説明しようとしても、うまく言葉にできないところはないか。
これを意識しながら勉強することで、自分の理解度の確認につながります。

テストが近づき、勉強時間が増えてくるかと思いますが、
その時間を結果につなげるために、勉強のやり方と意識を見直してみましょう。


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