東海大学前校のブログ
2022/08/25
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平塚市・秦野市にお住いの皆様、こんにちは!
ナビ個別指導学院東海大学前校 教室長の藤本です。
HPをご覧頂き誠にありがとうございます。
◆◆公立高校入試まであと「173日」◆◆
楽しい楽しい夏休みももうすぐ終わりですね。
皆さん宿題は終わりましたか?
(ブログで毎回言っている気がします...笑)
今回は勉強の話とは少し違いますが、
「夏休みの宿題の歴史」について話をしてみようと思います。
そもそも「夏休み」というもの自体、いつからあるのでしょうか?
すこしさかのぼってみましょう。
夏休みの話をする前に触れておかなくてはいけないのが、
明治維新における三大改革の一つである
「学制」について。
中学生の歴史で習うので知っている人も多いでしょうか。
これは6歳以上のすべての男女に小学校で義務教育を受けるように
1872年に制定された法令で、
これにより現在の学校制度の土台が作られました。
そしてそれから9年後の1881年(明治14年)には
現在の文部科学省にあたる文部省が「夏季休業日」
を定めて全国に広がっていったそうです。
ではなぜ「夏休み」が始まったのか?
通説では「欧米の国々をモデルにした」というものが
一般的なようです。
欧米では秋~春の間は晴れの日が少ないため、
夏は太陽の日差しをたくさん浴びるべきだ!
という考えがありました。
また、欧米では学年が切り替わるタイミングが9月なので、
その切り替えのタイミングで
長い休みを取るのがちょうど良かったようですね。
当時の日本は
「欧米の教育を取り入れて日本をもっとよくしよう!」
という考えが広くあり、マネをする形で
同じ時期に夏休みを取り入れたのです。
では「夏休みの宿題」の始まりですが...
1910年(明治43年)には既に存在していたことが
確認できますが、実はハッキリとはわかっていません。
日本は欧米とは異なり4月から新学年が始まるので、
新学期が始まってからたった4カ月ほどで
夏休みに入ることになります。
せっかく勉強に慣れてきたところで中断するのは
もったいない!ということで
お休み中にも勉強を続けられるように
「夏休みの宿題」が始まりました。
1910年、今から110年以上前の宿題の内容を見てみると、
・漢字の書き取り
・算数の計算
・日記
など...今とほとんど変わりがありません。
皆さんのおじいちゃん・おばあちゃん、
さらにひいおじいちゃん・ひいおばあちゃんも
皆さんと同じように夏休みは宿題に追われていたと
考えてみると、なんだかおもしろいですよね。
それから時は流れて平成に入ると、
・読書感想文
・自由研究
といった子供の個性や意欲に合わせた宿題を出すようになり
自主性が重視されるようになります。
ちなみに今週、塾に来てくれた生徒に話を聞いてみると、
残っている宿題のほとんどが上の二つでした...苦笑
皆さん、最終日までためてしまわないように
しっかり終わらせましょうね。
ということで、今回は「夏休みの宿題の歴史」
について少し話をしてみました。
出される側としては大変ですが
100年以上前から「夏休みでダラダラしすぎないように」
と宿題が出ていたと思うと、日本人と夏休みの宿題は
もはや切っても切れない関係ですね。
夏休み明けのテストの出題範囲は、
当然夏休みの前に勉強した内容がほとんどになります。
忘れてしまって点数が取れなかった...
なんてことにならないように、しっかりと宿題を活用しながら
勉強を進めていきましょうね。
教室長
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