城山校のブログ

大学受験の内容が変わっていきます。

2023/07/21

熊本市西区の皆様、こんにちは。

ナビ個別指導学院城山校です。

ナビでは小・中学生だけでなく高校生の指導も行っております。

高校生の進路指導をしていく中で今、特に情報を集めているのが「大学入試2025年問題」です。

私達親世代の大学入試は勿論、数年前の大学入試と比べても大きな変化があります。

以下に幾つかお伝えしていきます。

「変更のポイント(高校の学習内容)」

国語
「現代の国語」「言語文化」が必履修科目。「言語文化」は日本の言語文化への理解を深める科目
地理歴史
「地理総合」と、近現代の歴史を学ぶ「歴史総合」を新設(いずれも必履修科目)
公民
必履修科目「公共」を新設。社会に主体的に参画する力を養う
数学
数学Ⅲ、数学B、数学活用の内容の一部を移行して「数学C」を新設
外国語
学ぶ単語数は最大700語増。「英語コミュニケーション」で4技能を総合的に、「論理・表現」で書く・話すを重点的に扱う
情報
科目を再編。必履修科目「情報Ⅰ」ではプログラミングの基礎を扱う

20251月に実施される共通テストでは、新教科「情報」を加えた7教科21科目へとスリム化・再編されます。
「地理歴史」「公民」では出題科目が大きく再編されるほか、数学②では「数学Ⅱ,数学B,数学C」の1科目となるほか、

試験時間が延長されます。国語では試験時間延長のほか、問題構成・配点が変更されます。

各大学の2025年度入試の教科・科目が明らかになってきました。国立大では共通テストで6教科8科目を必須とする大学が一般的です。

対して公立大では3~4教科の少数教科で受験可能なところもあります。また、ひとくちに6教科8科目といっても文系学部と理系学部とでは異なります。

文系学部は、外国語、数学2科目、国語、新教科「情報」に加えて、基礎が付いた理科と、地歴公民から2科目で合計8科目です。

一方、理系学部は、外国語から情報までは文系学部と同じで、理科2科目と地歴公民から1科目です。

理科は基礎が付かない4科目から選択するよう求める大学が多くなっています。

教育学部や文理融合型の学部などでは、この文系パターン、理系パターンのどちらでも受験できるようになっているケースもみられます。

地歴公民の「地理総合,歴史総合,公共」は、北海道大、東北大、東京大、名古屋大、京都大、大阪大、九州大など難関大では選択科目として認めていません。

難関大をめざすなら、地歴公民は残りの5科目から準備することになります。

いかがでしょうか、これは一部分であり、各科目の出題内容なども変化がみられます。

高校生の勉強で不安がある方などお気軽に教室にお問い合わせください。

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