川尻校のブログ

第二回共通テスト理科について

2019/11/09

熊本市南区のみなさん、こんにちは。

ナビ個別指導学院 川尻校です。

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第二回共通テストも終わり結果が出てきています。

今回、理科の点数が思わしくない生徒が多くいたので、

理科の問題を一通り確認しました。

以下が、問題構成や問題内容と所感です。



【問題構成】

1 生物分野

1.植物の分類

2.生物の細胞



2
 地学分野

1.プレートの動き

2.大気の動き



3
 化学分野

1.液体の密度

2.化学変化前後の質量



4
 物理分野

1.音の性質

2.電流と磁界



5
 3年生履修分野(選択問題A,C

A.運動の様子

C. 細胞



【問題内容】


1  1. 1回の生物の分類に続いて、植物も分類からの出題。
    適語補充、記号選択、記述など例年と大きな変化なし。
    記述は、裸子植物の説明で難易度は低かった。  

    2. 動物と植物の細胞の違いや特徴について。
    適語補充と記述問題。
    記述は、観察の手順についての理由と細胞壁の働き。

2  1.プレートの 動きと地震の関係について
    海溝の位置がわっかてないと解けない問題や災害発生の
    可能性があるものの推理など考える問題が出題。
    計算問題もあったが、速さ・時間・距離の問題で単位の変換が
    できれば単純な計算だった。
   2. 大気の動きに関する実験からの出題
    上昇気流・下降気流、風の吹き方に関する記号選択と適語補充問題。
    実験の手順についての理由と表を読み取っての記述だったが、
   難易度は高くなかった。

3  1.液体の密度についてからの出題
    密度を求める計算と食塩水の密度をもとに体積から質量を導き出し
    て食塩の質量を求める問題だった。
    後者は、体積ということに気づかないと引っかかってしまう問題。
    さらに、(5)ではポリエチレンの密度より大きいものと小さいも 
    のを選ぶ問題が出たが、密度数字だけを見ると引っかかってしまう
    問題。

   2 質量保存の法則に関する問題
 表を読み取っての記述が出ていたが、
 質量保存の法則の説明をすればいいだけの内容。
 しかし少し迷わせる出題のされ方だった。
   化学反応式の問題では、原子の数合わせができれば解ける問題。
   グラフの作図問題は表を見れば書ける問題。
   計算問題は、比を使って解く問題だったが理科が苦手な生徒には
   難しい問題と思われる。

4  1.音の振動、Hzと音速に関する問題
     振動の波形とHzの特徴が分かっていれば解ける問題。
     音速は基本的な計算で解ける。

   2.電流と磁界に関する問題
     右手の法則が正しく使えて、電磁誘導の特徴を覚えていれば
     解ける問題。
     記述は、電流の性質が分かっていればできる。

5   A.鉄球の運動の様子からの出題
     作図や計算問題がでていたが、基本的な問題。

    C.有性生殖での細胞分裂に関する問題
     減数分裂が分かっていれば解ける問題。


【所感】
・第1回に比べると、作図や計算問題は増えていた。
・記述問題は、第1回より答えやすい問題だったように感じる。
・知識問題は、基本的なものでナビスタNEXTのポイントのページを
 押さえておけば十分解ける問題だった。
・計算も基本的なものが多かったように思う。


これからは、入試に向けて私立高校や公立高校も
過去問に取り組んでいきましょう。

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