渡鹿校のブログ

小学生で躓きやすい学年トップ3は?

2023/07/19

熊本市中央区の皆さんこんにちは。

ナビ個別指導学院 渡鹿校です。



ナビは、小学生・中学生・高校生を対象とした個別学習塾です。

主に、白川中、帯山中、桜山中、出水中

白川小、託麻原小、西原小、黒髪小、清水小校区の方々や熊本市内の高校生に通塾していただいています。



もうすぐ夏休み。

「夏を制する者は受験を制す」とよく聞きますが、

夏が大切なのは、何も受験生だけでなく他の学年の子も大切な時期です。



夏休み以降、各学年学習内容が難しくなってきます。

夏休の間に基礎学力をしっかりつけておきましょう。



特に小学低学年は、学習習慣をちゃんとつけるうえでも

夏休みは計画を立てて取り組ませてあげましょう。



今回は、小学生で躓きやすい子が多いとされる学年トップ3と

その理由、躓かないようにするためにどうしたらよいのかをご紹介します。


小学生で躓く子が多いとされる学年ランキングのトップ3は以下の通りです。



1. 1年生:基礎学力の不足や読み書きの困難さによって、多くの子供たちが躓くことがあります。
- 躓きやすさの理由:小学校への新たな環境への順応や学習習慣の確立が必要であり、個々の子供たちの発達の差も大きいため、学習の遅れや不安が生じやすいです。
- 躓かないための具体的な方法:学校と家庭でのコミュニケーションを密にし、学校生活や学習への適応をサポートすることが重要です。また、楽しみながら字や数の基礎を学ぶための遊びやゲームも取り入れると効果的です。


2. 3年生:算数の概念を理解することや漢字の読み書きをマスターすることに苦労している子供たちが多いです。
- 躓きやすさの理由:具体的な数字の計算や漢字の読み書きは、抽象的な思考力や集中力が必要です。また、視野が広がり、新たなテーマや教科も増えるため、学習内容の多様性にも対応できる能力が求められます。
- 躓かないための具体的な方法:理解力や知識を育むために、家庭や学校での学習環境を整えることが重要です。また、手書きの練習や計算問題の解答方法を具体的に指導することで、基礎的なスキルを身につけさせることが大切です。


3. 6年生:英語の文法や漢字の習得、科学の理解に苦労している子供たちが多いです。
- 躓きやすさの理由:学習内容の難易度が上がり、日本語や英語の文法の複雑さや漢字の判読や用法、科学の抽象的な概念の理解など、高度な能力が求められます。
- 躓かないための具体的な方法:学校と家庭での協力体制を築き、教材や学習支援サービスを活用することが重要です。また、自主学習の習慣を育むために、興味関心のあるテーマや学習方法を取り入れ、試行錯誤を繰り返す機会を与えると効果的です。


以上が小学生で躓く子が多いとされる学年のトップ3と、躓かないための具体的な方法です。ただし、子供たちの個別の状況や特性によっても躓く箇所は異なるため、個別のサポートも重要です。



続いて、他の学年でも躓きやすいポイントとその対策を具体的にお伝えします。



4年生:長文読解や創作文の難しさに苦労している子供たちが多いです。
- 躓きやすさの理由:文章の内容や文の構造を理解し、それを表現する能力が求められます。また、創作文ではアイデアやストーリー展開を考える力が必要です。
- 躓かないための具体的な方法:豊かな語彙や表現力を育むために、読書や文章の書き写しを習慣化させることが重要です。また、文章を理解するための読解力を伸ばすために、要点やキーワードの引き出し方を指導し、文章の構造や論理を探求する活動を取り入れると効果的です。



5年生:小数や分数の計算や文章題の理解が難しいと感じている子供たちが多いです。
- 躓きやすさの理由:分数や小数の概念は抽象的であり、計算ルールや計算方法の理解が必要です。また、問題文の中で情報を抽出し、計算に結び付ける力も求められます。
- 躓かないための具体的な方法:分数や小数のイメージをつかむために、具体的な物や図を使って実際に操作する活動を取り入れると効果的です。また、文章題の解読力を高めるために、問題文を段階的に読み解く手順やキーワードの抽出方法を指導することが重要です。



中学生(特に1年生):数学の方程式や代数の理解が難しく、また英語の文法や聞き取りが苦手だと感じている子供たちが多いです。
- 躓きやすさの理由:数学の方程式や代数は論理的思考と数学的な操作が必要であり、英語の文法や発音はルールに基づいた理解が求められます。
- 躓かないための具体的な方法:数学の方程式や代数を理解するために、実際に問題を解きながら手順を確認することが効果的です。また、英語文法や聞き取りの向上のために、正しい文法ルールや発音の練習に取り組むだけでなく、英語を実際に使ったコミュニケーション活動を取り入れることも重要です。


これらは一般的な躓きやすいポイントと対策ですが、個々の子供の課題や特性に応じて、より具体的なサポートが求められます。親や教師とのコミュニケーションを大切にし、適切な学習環境や教材・支援サービスを活用することで、子供たちの学習の困難を克服することができます。


いかがでしたでしょうか、参考になるところがあればご家庭の学習に少しでも取り入れてみてください。


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