渡鹿校のブログ

発した言葉が現実になる?「苦手」「できない」は言わないように

2023/08/03

熊本市中央区の皆さんこんにちは。

ナビ個別指導学院 渡鹿校です。



ナビは、小学生・中学生・高校生を対象とした個別学習塾です。

主に、白川中、帯山中、桜山中、出水中

白川小、託麻原小、西原小、黒髪小、清水小校区の方々や熊本市内の高校生通塾していただいています。



本日も、通常授業や夏期講習と授業をやっておりました。


授業中や自習スペースでのやり取りで
よくある光景として、「僕、数学の文章題苦手なんですよ」とか
「私、歴史とかの暗記が出来ないんです」などなど

苦手なことやできないことの悩み?愚痴?をよく聞きます。


そんな時は、「言霊」って知ってる?という返しをいています。

「言霊」=① 古代、ことばにやどると信じられた霊力。発せられたことばの内容どおりの状態を実現する力があると信じられていた。(コトバンクより引用)


これは昔の人が霊的なものを信じていたというものでもなく、科学的な根拠もあります。

苦手な要素やできないことを口にすることで、自己暗示やセルフイメージの形成、そして更なるできなくなる状態に陥る仕組みについて、以下にその内容を掲載します。


学習教科において 苦手な要素やできないことを口にすることで、自己暗示やセルフイメージの形成、そして更なるできなくなる状態に陥る仕組みは、心理学や認知科学の観点から解釈することができます。


1. 自己暗示とセルフイメージの形成:
- 言語表現と思考の関連性: 言葉は思考や認識を形成し、表現することでそれを強化させる役割を果たします。
- 自己確認バイアス: 自分に対する評価の偏りや不正確な理解が、自己イメージ・自己評価に影響を与える傾向があります。特に苦手なことについてネガティブな評価を強く持つ傾向があります。


2. 自己暗示によるできなくなる仕組み:
- 心理的なフィルターの形成: 自己暗示が強く働くことにより、個人の認知プロセスにおいて苦手な要素に対する注意や関心が高まります。その結果、関連する情報や経験の選択や処理において、ネガティブな要素がより目立つようになります。
- 状態不安定化: 自己暗示により知覚や行動の過敏化が生じることで、本来ならば取り組むべき学習課題への集中力や自己効力感が低下します。これにより、新たな情報の処理や学習が困難になります。


3. セルフイメージによるできなくなる仕組み:
- 自己効力感の低下: 自己イメージがネガティブに形成されると、自己効力感が減少します。その結果、自信を持って取り組むことが難しくなり、学習や成果の進展が阻害される可能性があります。
- モチベーションの低下: セルフイメージがネガティブに形成されると、学習に対するモチベーションが低下する可能性があります。これにより、学習への取り組み意欲や持続性が減少し、結果的に学習の質や進歩が制限されます。


一般的に言えることは、自己暗示やセルフイメージの形成は、個人の意識や認知を強く左右する要素であり、その結果として学習の認知的プロセスやモチベーションに影響を与えるということです。したがって、ポジティブな自己暗示やセルフイメージを育むようなアプローチやサポートが重要です。これにより、自己限定的な信念や固定観念を乗り越え、学習においてより積極的で効果的なアプローチを見つけることができるでしょう。


この言葉の力は、自分が発するもの以外にも

周りの大人から発せられた言葉も大きく影響すると思います。



ついつい、できていないところに目が行きがちですが、

できていることや得意なところをピックアップして

ポジティブな言葉をかけてあげてあげてください。



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