渡鹿校のブログ

「○○しないで」は、逆に○○してしまいます

2023/08/04

熊本市中央区の皆さんこんにちは。

ナビ個別指導学院 渡鹿校です。



ナビは、小学生・中学生・高校生を対象とした個別学習塾です。

主に、白川中、帯山中、桜山中、出水中

白川小、託麻原小、西原小、黒髪小、清水小校区の方々や熊本市内の高校生に通塾していただいています。



台風6号(カーヌン)が接近してきていますので、みなさまにおかれましてもくれぐれもご注意ください。



夏休み中盤に差し掛かってきました。

お子様の夏休みの宿題は順調に進んでいますでしょうか?


休み期間中の生活態度を見て、中には小言を言いたくなることもあるのではないでしょうか?


「だらだらしてないで、勉強しなさい」
「ゲームばかりしてないで、片付けしなさい」などなど

でも、なかなかいうことを聞いてくれない・・と嘆いている方もいらっしゃるかもしれませんね。


実は、注意の仕方が良くないのかもしれません。



「○○しないで・・・・・」というような言い方ですが、脳は否定形を扱うのに苦手な一面があります。



言語学的視点から考えると、脳は否定形の指示を処理する際に否定された事象を想起する傾向があります。これは「黒でない」と言われると、まず「黒」を意識してしまうという現象です。


この現象は「否定の効果」として知られており、脳にとっては否定形の指示は一時的に処理しづらいものとされています。そのため、具体的なイメージを想起しながら指示を与えると、そのイメージが先に脳に浮かび上がりやすくなります。


例えば、「転ばないように歩く」と言われると、脳はまず「転ぶ」というイメージを処理しようとします。結果として、脳は「転ぶ」という情報を強化し、実際に転びやすくなる可能性があります。


同様に、「こぼさないように注意する」と言われると、脳は「こぼす」というイメージを処理しようとします。結果として、脳は「こぼす」という行動を想起しやすくなり、逆に何かをこぼしやすくなる可能性もあります。


なので、具体的な指示やイメージを用いる際には、ポジティブな表現を使う方が効果的です。「安定して歩く」や「注意して持つ」といったように、望ましい行動を具体的に示すことで、脳がそれをより容易に処理し、実際の行動に反映しやすくなります。


それでは、先ほどの

「だらだらしてないで、勉強しなさい」
「ゲームばかりしてないで、片付けしなさい」はどう言い直したらいいでしょうか。


「てきぱき動いて、勉強もしなさい」

「ゲームはやめて、片付けしなさい」といったところでしょうか?



なかなか思うように動いてくれないという場合は

指示の仕方が否定形になってないか、見直してみてはいかがでしょうか?



自習スぺース開放中です。

ぜひ、ご利用ください。



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