宇土校のブログ
2017/11/18
宇土市、宇城市、南区のみなさん、こんにちは。
ナビ宇土校です。
昼間は、昨日より暖かかったような
気がしますが、夕方から冷えてきましたね。
来週から住吉中、宇土中(宇土高)や富合中の
期末テストが始まります。
この週末テスト勉強を頑張りましょう。
ニュース記事から
高大連携歴史教育研究会はこのほど、
高校の世界史、日本史の教科書や大学入試で扱う用語の
精選に向けた第1次案を発表したそうです。
現状のおよそ半分に相当する約3500語にまで用語を減らしつつ、
歴史的な概念や環境などの新たな用語も取り入れ、
従来の暗記中心から、歴史的思考力の育成への
転換を提案しているとのこと。
同案では、教科書本文に掲載し、入試で必須暗記事項として
扱う用語として、歴史の基礎概念で192語、世界史用語で1643語、
日本史用語で1664語が示されました。
坂本龍馬やクレオパトラなど、一部の歴史上の人物名が
削られるなどしたいっぽう、ジェンダーなどの「テーマ」を
指す言葉や、環境や災害に関する用語などが盛り込まれました。
1950年代は1300~1600語程度だった世界史の教科書は、
2000年代に入ると3400~3800語と、3倍近くも増加。
この傾向は日本史も同様で、その背景には、
大学入試で教科書に載っていない細かな事実が出題されると、
その事項が教科書改訂の際に追加されるという
サイクルを繰り返してきたためだそうです。
その結果、高校の歴史の授業では、膨大な用語の説明・
暗記に終始し、時間数が足りずに現代史まで到達しないまま
終わったり、生徒に歴史を学ぶ楽しさを実感させるような
授業を行う余裕が失われてきたことが指摘されています。
大学入試がセンター試験から大学入学共通テストに
変わることで、国語と数学に記述問題が
課せられるようになり、思考力が問われることに
なりますが、社会分野も思考力が求められるように
なるんですね。
そのためには、中学、小学生のころから
考える、自分の言葉でまとめて表現するといった
訓練が必要になってくるということですね。
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