宇土校のブログ
2024/05/25
宇土市、宇城市、南区にお住まいの皆様。
こんにちは。
ナビ個別指導学院宇土校です。
最近、左利きの生徒を多く見かけます。
昔は、なぜか右利きに矯正されることが多かった、この利き手に関するお話。
・左利きの子は数学が得意?
一般的に左利きの子は右脳。右利きの子は左脳を使っていると言われています。
右脳はイメージ力や記憶力、想像力やひらめきを司る部分です。
逆に左脳は言語処理や論理的思考、数学的な活動に関わっていると言われています。
ということは、
左利きよりも右利きの方が数学が得意?!
になりそうな感じがしますね。
海外の研究では単純な問題では差が出なかったようですが、難しい問題に置いては左利きの方が優秀な結果が出たという実験もあります。
難易度の高い問題や学者などの高レベルまで行けば右脳や左脳などの差があるようです。
学校で習うレベルの問題では、左利きだから頭が良い。右利きだから頭が良い。といった差は生まれなさそうです。
・左利きは矯正した方が良い?
家庭によりますが、20~30年前は右利きに矯正するお宅が多かったと思います。
左利きは遺伝することが多いらしいので、今は左利きが増えたというよりは、矯正するお宅が減ったのでしょうか。
以前は確かに左利きで困ることも多かったようですが、最近では左利き用の道具も増えてきており
以前より過ごしやすい環境は整ってきています(左利き用のハサミやノートなど)
それでもまだまだ世界は右利きが多いので、ちょっとしたことでストレスを貯めることもあるでしょう。
アメリカなどでは両利きの割合も多いとあるので、両利きを目指してもいいかもしれませんね。
・左利きの子に対する気づかい
私なんかは右利きなので、左利きの子の苦労は分からないことが多いです。
もしかしたら小さなことでストレスを感じているのかもしれません。
特に思春期を迎えている中高生のお子さんがおり、自分は右利きだけど子供は左利きなんてお宅は注意が必要ですね。
「親は自分の辛さを分かってくれない」
自分が右利きだと共感できない部分もあるので、子供にそんな風に思われている可能性もあります。
ノートの取り方、漢字の書き順、ハサミなどの文房具など。
気遣える部分は気遣ってあげましょう。
以上、参考にしてみて下さい。