福知山校のブログ
2024/10/05
こんにちは!
小学生、中学生、高校生の個別指導の塾
『ナビ個別指導学院 福知山校』です。
2学期に入り、テストに向けて、入試に向けての中高生はもちろんですが、
小学生のお問い合わせもかなり増えてきています。
保護者様に生徒の状況を確認すると
『うちの子は読解力がなくて...』と、お困りの方が多くいらっしゃいます。
私自身も、算数の文章題や国語の読解が苦手という生徒が年々多くなってきているように感じます。
読解力はどの教科にも影響します。
どの科目でも何を求めればいいのか、またどんな式にすればいいのか読み取らなくてはいけません。
どうすれば読解力がつくのか。
読解力をあげる特効薬はありません。
読解力を上げるためには本をたくさん読むことが大切!とよく言われますが、
語彙力が無いのに本を読むことは、本を読まない子からすると苦痛でしかなく
逆に読まなくなってしまう恐れがあります。
どうすればいいかと言うと小学校1・2年生でしたら音読の宿題があります。
平仮名や漢字、言葉の使い方を学ぶための宿題ですが慣れてくると
子供は暗記してしまいただ暗唱するだけ、下手すると読まないということもあります。
そこで読解力をつけるためにポイントとして読む前に簡単な質問をしてから読ませることがお勧めです。
「スイミーはどうしていじめられていたのかな?分かったら教えてね。」
と読む前に質問をしておくだけで子どもは一生懸命探しながら読んでくれます。
答えを探して答えることが出来ればたくさん褒めてあげると効果的です。
そうすることによって文を読みながら考えるという癖がつくので読解力を上げる練習になります。
1つ工夫するだけで、ただただやらされていた本読みが
意味のあるものに大変身です!
あとは、普段の会話のときから質問に対しての答えを自分なりにまとめて話す練習も有効です。
『今日は学校で何したの?』の質問に対しても答えは様々です。
『勉強!』で、答えが終わるお子様もいれば、
『1時間目は算数して、2時間目は国語で、3時間目は体育やって、、、、給食は今日はカレーでめっちゃ美味しかった...』
ポイントは聞かれたことに対しての答えが合っているか。
あとは『~だから』『~こと』など質問に対しての答え方も重要ですね。
小さな努力が読解力をつける大きなポイントです。
是非、だまされたと思って習慣になるまでお家でも続けていただければと思います。