木津校のブログ
2023/06/14
英語が苦手といういませんか?
教室長は中学・高校の時には英語が大嫌いでした。
「日本人やのになんで英語?!」
な~んて言って、周りの大人たちに叱られていました。
中学3年生の頃には教科書見るのも嫌になるレベル。
そんな教室長が受験勉強を始めるときに考えたのが、
「今さら、単語覚えるのは無理やな。
せっかく覚えた単語が出題されなかったら意味ないし。
文法に絞って1年のところからやり直して、
文法問題で点を稼ごう!!」
さて、どんな結果になったと思います?
実は、他の科目で点数が取れてしまったので、
英語の結果は散々でしたが、志望校に合格してしまったんです。
「よ~し!作戦通り!!」
なんて調子にのってしまったわけですよ。
その自信も高校入学後2週間で木っ端微塵でしたけどね...
その後の高校生活は厳しいものでした。
英語で補習に呼ばれなかったのは春休みのみ。
3年間通して夏・冬の補習は皆勤賞ですよ!
「おまえ、そんなに俺の授業好きなんか。」
そんな嫌味を言われつつ、
英語の先生には気に入ってもらえたので、
何とか進級はさせてもらった感じです。
出会った英語の先生みんなに言われたわけですよ。
「まずは単語・連語分からんかったらどうにもならん。
辞書引きながら、コツコツ文章訳して知ってる単語増やし。
単語調べながら訳してるうちに文法はついて来るから。」
実感したのは大学生になってから。
だって教科書が英語で書かれていたんだもの!!
ちゃんと訳さないと実験ができない!!!
「文法覚えよ」なんて思わなくても、
必死で辞書調べれば、何とか訳せるもんなんです。
今は『eナビ』の『暗記チェック』なんて便利なツールもありますしね♪
結論!!!
英語を楽して勉強するには、
「英語が嫌いになる前に、単語はしっかり覚えていく!!」
特に新しい指導要領になってから、
義務教育で習う英単語の数が倍増しましたからね。
もちろん、文法が必要ないというわけではありません!
スポーツに例えると、
「単語量」=「体力」
「文法」=「技術・知識」
といったイメージです。
両方ないと一流選手にはなれません。
初心者は「体力」と「技術」、
どちらから鍛えることが多いですか?
当然並行して鍛えていきますが、
たいていは「体力」を鍛える練習に時間を割きますよね。
教室長の世代はいいんです!
「日本人なんだから!」って言い訳が何とか通用します。
でも、今の小中高校生はダメですよ!!
君たちは「国際人」になるんですから♪
さ、あきらめて単語をしっかり覚えていこう!!