木津校のブログ
2023/09/27
「算数と数学って何が違うん?」
こんな質問されたことはありませんか?
「中学校に入ったら算数から数学って名前が変わるねん。」
なんて『名前が違う』『難しくなる』といった説明をしてしまうこともありますよね。
今日は、
「算数を勉強する上で大切なこと」
についてお話します。
算数を勉強する上で大切なことは、
・問題をよく読んで、何を聞かれているのかよく考える。
・手順をまもって丁寧に経過を考える。
ということです。
シンプルに言うと、
「答えだけあっていてもダメ!!!」
ということなんです。
読解力や表現力が重要な教科なんですよ♪
算数と数学の違いで目に見えやすいのが、
「あまりのある計算」です。
算数では、
「8÷3」と「10÷4」の答えは
どちらも「2あまり2」となります。
「8÷3」と「10÷4」の答えは同じということですね。
でも数学だと、
8÷3=2.666666...
10÷4=2.5
「8÷3」と「10÷4」の答えが違います。
この違いをお子さんに、
きちんと説明してあげられますか?
指導要領でも、
「算数的活動を通して、数量や図形についての
基礎的・基本的な知識及び技能を身に付け、
日常の事象について見通しをもち筋道を立てて考え、
表現する能力を育てるとともに、
算数的活動の楽しさや数理的な処理のよさに気付き、
進んで生活や学習に活用しようとする態度を育てる。」
と、生活や学習に活用できるツールを
身につけることが目的なんです。
だから、大人が教科書を見ると、
「何でこんな面倒なやり方で...」
と思ってしまうような解き方の問題がたくさんあります。
お子さんの宿題を見ていて、
「こんなことせんでも、答えはこうなるから。」
なーんて教えてしまったことはないですか?
算数は何より「手順」と「経過」が大切な教科です!
ついつい、答だけ教えてしまわないように、
気をつけてあげてくださいね♪
「あまりのある計算」の説明を、
お子さんに聞かれたら困るな~、
と思われたなら、是非ナビをのぞいてみてくださいね。