木津校のブログ
2024/02/28
小学生のうっかりミスで多いのが、
「単位」の付け忘れ。
「別にいいやんなくても。数字あってるやん!!」
な~んてよく言われるのですが...
実は「単位」ってすごく大切。
これからの算数・数学の救世主になってくれる存在です!!
まずは足し算・引き算。
「単位」が同じもの同士しか計算できません。
『3(個)+4(時間)』なんて計算はできないのです。
『3(km)-500(m)』も『3000(m)-500(m)』と
同じ長さでも単位をそろえることで、
初めて計算ができるようになるのです。
次にかけ算・わり算。
分数に直して、
×を分子に、÷を分母において考えると良いです。
例えば、『60(km)』と『20(km/時)』の場合、
かけ算にすると分子に(km)×(km)、
分母に(時間)が残ってしまいます。
わり算にすると分子が(km)×(時間)、
分母に(km)、
分子と分母の(km)を約分することで、残る単位は(時間)だけになります。
速さの公式を覚えてなくても、
単位を見れば式を作れるようになっているのです!!
これは中学理科にも応用できます。
例えば圧力の単位、『(N/㎡)』!!
「力の大きさを、面積で割ればいいよ。
その時に力の単位はN(ニュートン)、
面積の単位を㎡(平方メートル)に直すのを忘れないで♪」
と単位が教えてくれているのです!!
文章問題が苦手な人は、
まず、「単位」をよく見る癖をつけてください!!
それだけで式を立てるのが楽になりますよ♪