西大路校のブログ

宿題は何のために有るの?

2017/01/18

西大路・下京区・南区・右京区の皆さん、こんにちは!
教室長の松田です。


「先生、お願い!」
中学1年生のDくんが、授業の最初にいきなり手を合わせました。
「どうしたのDくん?」
「今日は宿題無しにして下さい!」
「なんで?」
「クラブで疲れてしんどいねん。」
「明日やれば良いやん。」
「明日は何が有るかわからんし。」
「そんなん言うてたら、いつまでも宿題無しやん(笑)」
「それが良い!」
「わかった。じゃあ今日は最初に『なぜ宿題が必要か』から話そう。」


エビングハウスの忘却曲線
ドイツの心理学者エビングハウスは、
人はどれくらいの期間で忘れてしまうのかを実験しました。
その結果わかったのが、
記憶の保持率は、20分後は58%、1時間後には44%1日後には26%
まで下がるという事でした。
つまり単語を10個覚えても、20分後には6個、1時間後には4個、
1日経つと3個しか覚えていないという事なんです。
かなりショックな数字ですよね。
ではどうすれば忘れずにすむのか?
それは復習なんです。
それも1日経つとほとんど忘れてしまうので、
1日以内に復習する事です。
習った直後に復習する事で、記憶の保持率を保つ事が出来るのです。


「Dくんは復習は好き?」
「嫌い!」
「即答やなあ(笑) なかなか自分からは復習出来ないからこそ」
「宿題が必要。」
「その通り!わかったら、宿題頑張ろうな。」


中学校では宿題はあまり出されません。
だからこそナビは宿題を出して、復習をする機会を
与えてあげたいのです。
教室では皆さん、本当にまじめに授業を受けてくれています。
この頑張りを無駄にしないためにも、宿題は必ずやりましょう。


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