西大路校のブログ

「先生にだまされた!」

2017/01/26

西大路・下京区・南区・右京区の皆さん、こんにちは!
教室長の松田です。


「学校の先生にだまされた!」
国語の過去問を解いていたAくん、突然のギブアップです。
「『耳袋』って何?こんなん学校で習ってない。」
「耳袋」とは江戸時代に書かれた随筆。
まず中学校では習いません。
「枕草子」「徒然草」といった教科書に載っている作品は、
実は京都の入試ではあまり出題されていません。
ここ最近の過去問を見ても、「今昔物語」「沙石集」等々。
中学生の方には耳慣れない作品ばかりです。


「学校の先生は、教科書覚えれば入試問題は解けるって
言ってたのに。」
「なるほど、でもこの問題を見てごらん。
『歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直して平仮名で書きなさい。』
これは解けるやろ?」
「・・・うん。」
「ここに現代語訳が載っているから、この問題も?」
「解ける。」
「その通り!題材は変わっても、教科書で習った知識を
使えば解ける問題だよ。学校の先生はだましてないからね(笑)」


国語に限らず、入試で教科書通りの問題がそのまま
出題されることはまれです。
暗記教科と言われる社会でさえ、融合問題といって
地理・歴史・公民が一緒になった問題が出題されます。
融合問題なんて学校では習いませんよね。
つまり、教科書の知識を使って入試特有の
出題形式に慣れる必要が有ります。
どうしたら慣れるのか?
ぜひナビに相談して下さい。

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