西大路校のブログ

地図を描こう!

2017/03/24

西大路・下京区・南区・右京区の皆さん、こんにちは!
教室の松田です。


「先生、解けます!」
社会の講習会中、中学2年生のCくんが嬉しそうに言ってくれました。


今回の講義は『地理総合』。
京都の入試によく出題される、緯線・経線からはじめました。


使う教材は、白紙二枚です。
最初に松田がホワイトボードに、簡単なアフリカを描きます。
Cくんも、渡された白紙にアフリカを写します。
次に赤い横線。
「Cくん、これは何?」
「赤道ですか?」
「正解!じゃあこれは?」
青く縦の線を描きます。
「うわあ、何やったかなあ・・・」
「本初子午線」
「そうか。」
「これはどこを通るかな?」
本初子午線の線上に、小さく○を描きます。
「イギリスの?」
「ロンドン?」
「正解!じゃあ日本は東経何度?」
「え~っと135度!
「素晴らしい!じゃあ何県の何市を通るかな?」
「東京?」
「兵庫県の明石市だよ。」


ホワイトボードの描き込みは、ドンドン増えていきます。
Cくんの白紙にも、段々世界地図が浮かんで来ました。


最終的に完成したのが、右上の写真の世界地図です。


「これで終了。」
「結構写すのも大変ですね。」
Cくんの言葉が終わらないうちに、ホワイトボードの地図を消します。
「あっ!」
さらにCくんの描いた地図を取り上げ、代りに次の白紙を渡しました。
「これに、さっきの世界地図をもう一度描きましょう。」
「え~!」
「白紙は何枚も有るので、覚えるまで何回も描いてもらうよ。」
「やばっ!」


最初は戸惑ったCくんでしたが、結局一回でクリアしました。


ここで、やっとテキスト登場。
Cくんにテキストの問題を解いてもらった時の言葉が、
冒頭の「先生、解けます!です。
世界地図が頭に入ったCくんは、ドンドン解いてくれました。


地理は用語だけを覚えても、中々点数に繋がりません。
地図を自分で描くことで、ポイントが理解しやすくなります。
ちょっとした事ですよね。


ナビ西大路教室では、このちょっとした勉強のコツを
皆さんに知っていただきたいと思っています。


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