西大路校のブログ

羅城門

2017/03/14

西大路・下京区・南区・右京区の皆さん、こんにちは!
教室長の松田です。


「ある日の暮方の事である。一人の下人が、羅生門の下で
雨やみを待っていた。
広い門の下には、この男の他に誰もいない。」


この出だしで始まるのが、芥川龍之介「羅生門」です。


平安時代の荒れ果てた京都で、人間のエゴイズムを
描いた名作です。


羅生門、本来の名前は羅城門。
東寺と西寺の間に有った、洛中と洛外を分ける大門だったそうです。


先日、塾生募集のチラシを配りに歩いていると、
小さな公園の片隅に、羅城門遺跡という石碑が建っていました。
芥川龍之介が大好きな松田は感激です。
公園には人気がなく、私のスマホがシャッターを押す音だけが
響いていました。


京都の町はビックリ箱
少し歩くと、歴史上の史跡が突然目の前に現れます。


京都に住まわれる方には日常になっている風景も、
私の目から見ればまるで です。


テスト分析をしていると、平安時代と鎌倉時代の順番を
間違えている方がいました。
室町幕府を徳川家康が開いたと書いている方もいました。


もったいない!

このブログで何度も書いていますが、京都に住んでいるだけで
歴史を知る大きなチャンスを手にしています。


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