転んだら立ち上がろう！

西大路・下京区・南区・右京区の皆さん、こんにちは！
教室長の松田です。



中学2年生のBくん、テストを提出しながらぼやいています。

「先生、今回の理科、ボロボロやで。」

どうしたん？

「どうせ頑張っても理科は分からへんからテスト勉強してかってん。」

頑張る前に諦めるなよ。

「わからん問題やっても時間の無駄やん。」

なんか中国の笑い話みたいな事言ってるなあ(笑)

「中国の笑い話？」


ある男、道を歩いていてつまずき転び、
起き上がって歩き出すと、また転んだ。
『やれやれ、また転ぶのならさっき起き上がらなければ良かった。』


「そんなに面白くないなあ。」

でもこれってBくんの言葉とそっくりやで。

「？」

勉強してもわからへんからしないって、転ぶから歩かない人と一緒やん。

「そうかも知れんけど。」

転んでも転んでも、立ち上がって歩くから目的地に近付くんと違う？

「まあな。」

Bくんの目的地は何や？

「高校合格。」

その高校の入試に理科のテストは？

「有る。」

ならば理科の勉強は？

「しなアカン。」

そうやな。
転んでも良いから頑張ろう！
勉強の仕方がわからんかったら、聞きにおいで。

「わかった。」


そうそう、Bくんの本当の目的地は『高校合格』じゃないからな。

「？」

警察官やろ？

「そうやなあ。」

高校合格は通り道。
本当の目的地に向けて一緒に歩こ。

「うん。」


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