西大路校のブログ

今が人生のターニングポイント

2017/07/12

西大路・下京区・南区・右京区の皆さん、こんにちは!
教室長の松田です。



「でも大学、何とかなるでしょ。」
高校2年生のAくんが笑いながら言いました。
宿題を忘れ、家での勉強をやっていないことを注意した時の言葉です。


あのなAくん、大学入試はそんなに簡単やないで。
「でも色々と忙しいんですよ。」
分かるよ。
先生も高校時代同じ事を言ってた。
しかし入試でどうなったか?
ちょっと先生の話を聞いて。



『情けない!あんなに頑張ったのに!悔しい!悔しい!』


これは松田が大学に落ちた当日の日記の一部です。
中学から大学入試までの間、松田は毎日日記を書いていました。


日記と言っても読書好きの松田。
ほとんどが読んだ本の批評のようになっており、日々の様子は毎日一行ほど。
『通学途中で田んぼにはまった。』
といったたわいもない話ばかりでした。


それが大学に落ちたときは、2ページにわたって後悔と怒りが書き込まれていました


『あんなに頑張ったのに!』と書かれているものの、実際は本ばかり読んで勉強は二の次。
英語の参考書を買うと言っては小説を買い、夢中で読み漁っていました。


大学に落ちたとき、松田は「本が悪いんや。」と八つ当たりし、ブック〇フもネットも無い時代、紙袋に本をつめて大阪市内まで本を売りに行きました。
そこで得た雀の涙程のお金も、結局は予備校代に消えてしまいました。


その後、何度も挫折を経験しましたが、未だにあの時の衝撃を越えていません。


「入試は必ず合格するものでは無い。」
この当たり前の事が当時の松田には分からなかったんですね。



同じ思いを子ども達にさせたくない。
ちょっとかっこよく言うと、そんな思いで松田は教育の仕事を選びました。



Aくん、目の前に大きな穴が空いていて、知らずにそこへ近づいている人がいたら、君も落ちないように注意するやろ?
先生はAくんに同じ思いをしてほしくないねん。
このままだと穴に落ちるぞ!って教えてあげたいねん。
「・・・分かってるねんけどな。」
うん、先生も分かってるって思う。
今日から行動しよう。
「うん」


人生を決めるのは小さいことの積み重ねです。
ナビ西大路は行動をするための小さい一押しをしてあげたいと思います。



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