西大路校のブログ

松田が社会を好きな理由~建前&本音

2017/08/02

西大路・下京区・南区・右京区の皆さん、こんにちは!
教室長の松田です。


「先生が英語苦手なのは知ってるけど、好きな科目は何?」
昔は国語。
今は社会かな。
「社会?社会なんてどこが面白いの?」

メチャメチャ面白いで。
「そうかなあ。わからんなあ。」



松田は幼い頃、母の実家の宮崎県に住んでいました。


「りゅうじくん、どこ行きよっと?」
(りゅうじくん、どこに行くの?)
さなよばさんとこよ。
(紗奈おばさんの家です)
「うわ~よだきね~」
(うわ~しんどいね)

御近所さんはいつも声をかけてくれていました。


海と山に挟まれたのどかな村は、海水浴や釣り、虫取と幼い松田に遊びをたくさん教えてくれました。

工場が出来るまでは


工場が出来て祖母やおじさん達は「仕事が増える」と大喜びでした。
しかし、工場への道路が作られ、虫取をしていた裏山は削られてしまいました。
釣りをしていた川はコンクリートで固められ、魚の数が減りました。
海水浴場は大きな企業の保養所となりました。


大好きだった祖母やおじさん達は亡くなり、松田はもう何十年も宮崎に帰っていません。


時々ストリートビューで眺める故郷は、きれいに区画分けされ、昔の面影はありません。


もちろん、雇用が増えて喜んでいらっしゃる方はたくさんいるでしょう。
工場が出来た事を非難しているわけではありません。
人々が生活をする事で地名はもちろん、地形までも変わってしまいます。
その積み重ねが歴史なんですね。


地理も歴史も公民も、全て人が作る物です。
その事に気付いた時から、松田は社会の面白さにはまりました。
私達の生活そのものを『社会』で学んでいるんですね。
面白くない訳はありません。



という理由で先生は社会が好きやねん。
わかった?
「わからんなあ。」
    ・
    ・
    ・
語呂合わせしやすいから好きやねん!
「納得(笑)」



塾をお探しの方は、こちらをクリックして下さい。

西大路校トップへ戻る

PageTop