西大路・下京区・南区・右京区の皆さん、こんにちは!
教室長の松田です。
「昔の人はいいなあ。」
社会の講習中、中学2年生のAくんがポツリとつぶやきました。
どうしたん、Aくん?
「昔の人は勉強する量が少ないやん。」どういうこと?
「奈良時代の人は江戸幕府の仕組みなんて覚えなくていいやん。」なるほど。
「聖徳太子と大化の改新だけ覚えとけばいいし。」そうやなあ(笑)
「英語もいらんし数学もしなくていいやろ?目茶苦茶勉強すること少ないやん!」まあ確かに英語はいらんかったかもしれないな。
でも、昔の人も数学は頑張ってたんやで。
「そうなん?」『十六』『八十一』これは万葉集に出てくる言葉やけど、
なんて読むと思う?
「『じゅうろく』と『はちじゅういち』と違うの?」そのままやん(笑)
『十六』は
『しし』。
猪の『しし』やね。
『八十一』は
『くく』。
「『九々(くく)』かあ。」そう。
奈良時代からもう『九々』は有ってん。
「ふーん。」それに世界遺産の法隆寺。
飛鳥時代に造られた世界最古の木造建築物やけど、
1300年以上も倒壊しないって凄くない?
「確かに凄いなあ。」ちゃんと計算されて造られてるんやで。
「昔の人も勉強してたんやなあ。」しかも今みたいにインターネットは無いし、本も豊富に無い。
経験を語り継いで勉強してきてん。
今の時代は恵まれてると思わへん?
「そうやなあ。昔はナビも無かったしな。ナビが無かったら俺、勉強出来てへんわ。」それは言い過ぎ(笑)
どの時代でも勉強は大変なもの。
その
「大変」を「楽しい」に変える事がナビの仕事だと思っています。
「勉強のやり方がわからないなあ。」と迷ったら、ぜひナビの教室を覗きに来て下さい。