西大路校のブログ

ミスを減らす仕組み

2017/09/27

西大路・下京区・南区・右京区の皆さん、こんにちは!
教室長の松田です。


「うわあ、またミスった!」
自習室で数学の計算問題を解いていたAくん、解き方は分かっているのにミスが減りません。


Aくん、この間も言うたやろ?
必ず途中式を書かないとミスは減らないよ。
「書いた方がいいのは分かってるねんけど、時間がもったいないねん。」
でもいくら早く解けてもミスしたら一緒やん。
「そうやけど。」
Aくん、電動裁断機って知ってる?
「さいだんき?」
電動で大量の紙を切る機械。
この機械は紙を切るために刃を使うから、作業の時に指を切ったりと事故がおきててんな。
裁断機に指を入れてる状態で、ついスイッチを押してしまうみたいやねん。
「怖いなあ!注意の張り紙とかしたらいいやん。」
張り紙しててもうっかりしてしまうみたいやなあ。
でもある会社が画期的な事故防止方法を作ってん。
どうしたと思う?
「わからん。」
機械の左右にスイッチを付けて、両方同時に押さないと作動しないようにしてん。
「めんどくさいなあ。」
そうやろ(笑)
でもそのお陰で事故が減ったそうやねん。
ミスを無くそうと意識するのではなく、ミスを減らす仕組みを作りはってんな。
「ふーん。」
Aくんもミスしたくてしてるわけ無いよね。
「もちろん。」
じゃあミスを減らす仕組みを作らないと。
「それが途中式?」
そう。
意識しててもついミスしてしまうやろ?
これが裁断機だったらどうなる?
「ヤバイなあ!」
そう思うなら、今度こそ途中式を書きや。
「わかった。」


人は必ずミスをします。
意識だけでは中々減りません。
ミスを減らす仕組み、ナビで一緒に考えませんか?

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