西大路・下京区・南区・右京区の皆さん、こんにちは!
教室長の松田です。
「これほしいなあ!」「めっちゃ良いなあ!」自習室でAくんとBくんが教科書を見ながら盛り上がっています。
何の話?
「先生、これ欲しいと思わへん?」Aくんが指差したのは歴史の教科書に載っている
『金印』。
確かに良いなあ。
「高くで売れると思うねん。」そういう意味の『欲しいなあ』か(笑)
「金やからなあ。」国宝やから簡単には売り買いでけへんよ。
それに金印って最小の国宝って言われていて、
めっちゃ小さいねん。
「えっ?小さいの?」うん。
以前福岡市博物館に見に行ったんやけど、
大きさは消しゴムの半分ほどやで。
「えー!そんなに小さいんや!高くで売れへんやん。」だから国宝やから売ったらあかんて(笑)
「国宝かあ。京都にはたくさんありそうやなあ。」東京に次いで2番目に国宝が多いのが京都。
「東京の方が多いんや。」美術館・博物館の数がが多いからね。
でも、今年の10月・11月は日本一の数になるよ。
「何で?」国宝に指定されている美術工芸品885件の約4分の1、
約200件が京都国立博物館に集まるねん。
「4分の1!」『金印』はもちろん、教科書でお馴染みの
『火焔型土器』や雪舟の
『秋冬山水図』、他にも
『伝源頼朝像』『風神雷神図屏風』『燕子花図屏風』皆が1度は目にした国宝が京都国立博物館で観られるねん。
「凄いなあ!」京都に住んでてよかったな。
10月3日(火)から11月26日(日)まで、
京都国立博物館で
特別展覧会「国宝」が開かれます。
教科書でしか見ることが出来なかった国宝を見る事が出来る、
貴重な催しです。
芸術の秋、京都国立博物館に注目して下さい。
(『国宝』展は4期に別れています。
事前に出展物のご確認をお願いいたします。)