高校は地獄？天国？

西大路・下京区・南区・右京区の皆さん、こんにちは！
教室長の松田です。


「先生、俺、高校合格出来るか・・・」
出来る！
「早っ！まだ質問言い切ってないやん。」
大丈夫！
高校は行ける！
志望校に合格出来るかはこれからの頑張り次第やけど。
「そういう事か(笑)」
そういう事。
「とりあえず安心したわ。」
喝！！！
「どうしたん、いきなり大声だして。」
Aくん、君の目標は高校合格か？
「もちろん。」
じゃあ合格さえしたら、後はどうなってもいいんか？
「いやいや、どうなってもいいわけ無いやん。」
やろ？
今から合格だけを考えてたら、後で大変な事になるで。
「大変な事？」
Aくんは合格したらどうするつもり？
「もちろん・・・」
もちろん？
「遊ぶ。」
喝！！！！！
「また喝か。」
遊んでたら後で地獄を見るで！
「そんな大層な。」
大層やない。
シンプルな質問やけど、中学校と高校、どっちが勉強難しいと思う？
「そら高校やと思う。」
そうやんな。
じゃあAくんの入った高校って、どんな成績の生徒が集まってると思う？
「色々な成績の生徒と違うの？」
喝！！！！！
「喝はもうええわ！」
内申書でまず受験校を決めるから、ほぼAくんと同じくらいの成績の生徒ばっかりやねん。
「そうか、なるほど。」
じゃあ同じくらいの成績の生徒ばかりで、中学校より難しい高校の勉強、最初につまずいたらその後どうなると思う？
「挽回するの難しそう。」
やろ？
力が同じなら、最初のスタートで頑張らんと大変やねん。
しかもほとんどの高校は、入学後にすぐにテストが有ります。
「えー、大変やねん！」
卒業してからの長い春休み、遊んでたらテストは？
「点、取れないなあ。」
そうやろ？
高校には赤点が有るから補習補習でクラブもでけへんで。
「それはきつあなあ。」
でも同じくらいの成績ならば、最初に頑張れば？
「一気に上位？」
その通り！
余裕が出来ればクラブも？
「頑張れる。」
良いことばかりやん！
「ほんまやなあ。」
高校が楽しくなるか？楽しくならないか？
少々オーバーに言うとAくんのスタートダッシュにかかってるねん。
「そうやなあ。」
でも高校合格を目標にしてしまうと、どうしても合格したあと羽根を伸ばしてしまうねんな。
「そうなりそう。」
Aくんは以前から大学に行きたいって言ってたよね。
「うん。」
もう一度本当の目標を見つめて合格後の事も考えよう。
「わかった。」
喝！！！！！
「えっ？何？」
言ってみたかっただけ。
「・・・子どもか！」


10月・11月は高校生の入塾が増える時期です。
大学入試に向けての方はもちろん、定期テストでの不振から、留年にならないよう追い込みをかける方もいらっしゃるんですね。
そんな入塾希望の方と話をしていると、必ず言われるのが「１年生の最初から頑張れば良かった。」という言葉。
松田は今の中学3年生の方に同じ言葉を言わせたくは有りません。
受験生の皆さん、もう一度本当の目標を思い出して下さい。
その目標を叶えるための高校です。
最後まで頑張りましょう！

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