「なんで教えてくれなかったん！」

西大路・下京区・南区・右京区の皆さん、こんにちは！
教室長の松田です。



松田は毎朝阪急・JRを乗り継いで教室に来ています。

今日もいつものように阪急電車に乗っていると・・・


「もう！十三(じゅうそう)駅過ぎてしまったやん！何で教えてくれなかったん！」

中学1年生くらいの男の子が、お母さんに怒鳴っていました。

「ごめんなさい、お母さんウトウトしてしまって。」


理由は分かりませんが、男の子は十三駅を見たかったのでしょう。

ふと見ると、男の子の手にはゲーム機が。

ゲームに夢中になっていて、十三駅に停車していた事に気付かなかったようです。


「またいつか阪急に乗ろうね。」

「いやや！もう乗らない！お母さんが悪いんやからな！十三駅見たかったのに！」

「ゴメンね・・・」


電車は梅田駅に着きました。



もちろん、会話の断片ですので、松田の聞き間違いや勘違いも有ると思います。

ただ、男の子が十三駅を見たかった事はわかりました。

皆さんがこの場にいたならどのように感じたでしょうか？



松田はロシアの文豪、トルストイの言葉を思い出しました。


『全ての人は世界を変えたいと思っているが、自分を変えようとは思っていない』


何か思い通りにならなかった時、人は自分以外に原因を求めがちです。

しかし、自分の都合の良いように周りを変えることは困難です。

まずは自分を変えること。

変える努力をすること。

これが一番確実ですよね。


面談をしていても、家で勉強をしない理由に、

「クラブで疲れるから。」

「兄弟がうるさいから。」

と言われる方がいます。

では、すき間時間を利用していますか？

クラブの無い日は勉強をしていますか？

自習室を利用していますか？

と尋ねると、黙ってしまいます。


勉強は自分のためにするもの。

出来ない理由を探すより、自分がどうすれば出来るかを考えてみませんか？


今日は松田自身の反省も込めて、書かせていただきました。

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