１枚のハガキ

西大路・下京区・南区・右京区の皆さん、こんにちは！
教室長の松田です。



Aさん、どうしたん？

めっちゃ機嫌悪いやん。

「親とケンカした！」

何で？

「いちいちうるさいねん。『勉強しろ』とか『部屋片付けろ』とか。子どもじゃないから分かってるちゅうねん！」

分かってるなら動かな(笑)

「ちゃんとやってるねんで。」

お母さんから見たら、Aさんは何時までも子どもやねん。

「えー、信じられへん！」

Aさん、このハガキ見て。

「何？」

これは先生のお守り。

「お守り？」

そう。

先生の子どもが、小学2年生の時に送ってくれたハガキやねん。

「何でお守りなん？」

これを見ると元気が出るから。

「そうなんや。」

うん。

子どもが産まれたら、親はそれだけで嬉しいねん。

「お母さんも言ってた。」

そうやろ。

子どもがハイハイ出来たら喜び、

立てるようになったら喜び、

歩けるようになったら喜び、

幼稚園に行ったら喜び、

小学校に行ったら喜び・・・

親って子どもの成長が本当に嬉しいねん。

「なんとなくわかる。」

そんな子どもが、親を応援してくれるまでになった。

これが嬉しくないわけないやろ？

「うん。」

先生の子どもは今中２やけど、今でも赤ちゃんの頃や幼稚園の頃を思い出すねん。

『あの子がここまで大きくなったんやなあ』って。

お母さんもAさんを見て、成長を感じると同時に、Aさんの幼い頃の事を思い出してはるんじゃないかな。

「そうなんなかあ。」

お母さんが色々言われるのは、Aさんの事を真剣に考えて下さっているからやで。

「うん。それはわかる。」

さすが！

「私の小さい頃の写真を待ち受けにしてるから。」

めっちゃ大切にしてくれてはるやん(笑)

「そうやなあ。帰ったら謝ろかな・・・」

大人やね(笑)




『親がうるさいねん』

今回の面談で、生徒の方から何度も聞きました。

でもそれは、お父さん・お母さんが真剣に心配してくださっているから。

うるさく言っていただける環境に素直に感謝して、頑張りましょう！

ナビも頑張りのお手伝い、させていただきます！

• ツイート