西大路校のブログ

宿題は何のために有るの?

2018/01/24

西大路・下京区・南区・右京区の皆さん、こんにちは!
教室長の松田です。


「先生、お願い!」

中学1年生のAくんが、授業の最初にいきなり手を合わせました。



どうしたん?

「今日は宿題無しにして下さい!」

なんで?

「クラブで疲れてしんどいねん。」

明日やればいいやん。

「明日は何が有るかわからないし。」

そんなん言うてたら、いつまでも宿題無しやん(笑)

「それでお願いします!」

何でやねん(笑)

じゃあ今日は、最初に『なぜ宿題が必要か』から話そう。



エビングハウスの忘却曲線

以前、ブログでも書かせていただきましたが、『人は忘れる生き物』と言われています。

ドイツの心理学者エビングハウスは、人はどれくらいの期間で忘れてしまうのかを実験しました。

その結果わかったのが、記憶の保持率は、20分後は58%、1時間後には44%、1日経つと26%まで下がるという事でした。

つまり単語を10個覚えても、20分後には6個、1時間後には4個、次の日には3個しか覚えられないという事なんです。
(個人差は有ります)

かなりショックな数字ですよね。

ではどうすれば忘れずに済むのか?

それは復習なんです。

それも1日経つとほとんど忘れてしまうので、1日以内に復習する事です。

習った直後に復習する事で、記憶の保持率を保つ事が出来るのです。



Aくんは復習は好き?

「嫌い!」

即答やなあ(笑)

中々自分からは復習出来ないからこそ・・・

「宿題は必要。」

その通り!

わかったら宿題頑張ろうな。



中学校では宿題はあまり出されません。

だからこそナビは宿題を出して、復習する機会を与えてあげたいのです。

教室では皆さん、本当に真面目に授業を受けてくれています。

この頑張りを無駄にしないためにも、宿題は必ずやりましょう。

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