西大路校のブログ

音読み・訓読み

2018/11/21

西大路・下京区・南区・右京区の皆さん、こんにちは!
教室担当の松田です。



「出来た!」

速いね!

自信は?

「有るに決まってるやん♪」

どれどれ・・・残念!50点!

「えー!パーフェクト違うの?」

問題をよく読んでごらん。

「『音読みはカタカナで、訓読みはひらがなで書きなさい』・・・

Aくんは全てひらがなで書いてしまったね。

設問をよーく読みましょう。

「悔しい!でも何で漢字に音読みや訓読みが有るの?」

漢字は元々中国で作られたよね。

その後漢字が日本にやって来たとき、中国から伝わった発音そのままの読み方が音読みだよ。

「何でいくつも読み方が有るの?」

中国は歴史が長いから、その時々の国や時代によって読み方が変わったから。

「そうか。」

訓読みは漢字の持っている意味を元々有った日本語に当てはめた読み方。

「国産なんや。」

『国産』は音読み?訓読み?

「えっ?・・・音読み?」

大正解!

自分の国の生産物やね。

「それで国・産か。」

漢字は訓読みでみると意味が分かるものも多いよ。

例えば『乗車』。

「『車に乗る』か。」

そうそう。

じゃあ『親友』は?

「『親しい友』?」

その通り。

最後に『休憩』は?

「『休憩』・・・休んで・・・?」

休んで憩(いこ)うやね。

Aくん、よく頑張りました、休憩しよう!

「やったー!」



小学生の授業は、いかに勉強に興味を持ってもらうかもポイントです。

単なるマルつけでは、子どもたちは勉強に興味を持ってくれません

会話の中から勉強の面白さを知ってもらえるよう、我々も勉強。

終わりの無い楽しい仕事です。

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