八幡校のブログ
2019/12/10
問題です!!
Aさんは毎日5円ずつ貯金をします。
貯金箱がちいさかったので、
5円玉が2枚になったら 10円玉
10円玉が5枚になったら 50円玉
50円玉が2枚になったら100円玉
100円玉が5枚になったら500円玉
に換えることにしました。
ある日硬貸が11枚になりました。
次の日、同じように5円玉を
貯金すると硬貸が2枚になりました。
さて、それは何日目でしょう?
テスト中、時間が足りなくなって、
空欄が残ってしまったことないですか?
特に数学は「時間が足りない!!」という人も多いのでは?
時間切れの原因のひとつに、
「問題文の要点をすばやくつかめない」
ということがあげられます。
冒頭の問題で言うと、聞かれているのは
「硬貨が2枚になった日」ですよね。
ということは貯金したのは、
硬貨2枚で表せる金額なので、
15円、20円、55円、60円、105円、110円、150円、
200円、505円、510円、550円、600円、1000円。
の13通り。
その1日前の金額はそれぞれ、
10円、15円、50円、55円、100円、105円、145円、
195円、500円、505円、545円、595円、995円。
この中で硬貨11枚必要なものを選べばいいわけです。
10円や500円なんて1枚で事足りますね。
55円、105円なんかも2枚で済みます。
そう考えると11枚って結構多くないですか?
595円とか995円くらいしか候補はありません。
5円玉1枚、10円玉4枚、50円玉1枚、
100円玉4枚、500円玉1枚、これで11枚です。
というわけで硬貨2枚になる日は1000円貯まった日!
1日5円貯金しているっていうことは...?
この問題は、
・硬貨が2枚になった日を答える。
・その前日のコインの枚数は11枚。
・5円玉、50円玉は1枚、
10円玉、100円玉は4枚までしか使えない。
・1日5円貯金する。
以上の要点さえ押さえれば、3分で解けます。
中高一貫の公立中学入試では要点をつかむ力がないと
勝負することができません。
要点を押さえるのに3分、計算に2分。
合わせて5分以内を目標にしたいところです。
この文章、
何が言いたいの?
何が聞きたいの?
意識し続けることが大切ですよ!
もちろん高校入試、大学入試でも必要な力です!!