八幡校のブログ
2020/01/28
京都の公立高校の数学の入試問題は、
計算問題の配点が高め。
志望校によっては、
計算問題をミスなく解くだけで、
合格者の平均点を超えることもあるんです。
ミスなく正確に!
そして素早く!!
これだけで数学の得点力は大きく変わります。
大切なのは計算の順番!
累乗⇒( )⇒×・÷⇒+・-
この順番を間違えると、正しい答えが出てきません!
ただし、ルールを守った上で順序を変えると、
すばやく、正確に計算できるようになります。
例えば
3×15+7×15という式は、順番を変えて
(3+7)×15=150とすると計算が楽になります。
ただ、×・÷の順序は符号の意味を
よーく分かっていないと思わぬミスをおこします。
「×・÷はどっちからやってもいいんやんな?」
「場合による!」
「えー、学校の先生はどっちからでもいいって言ってたで!?」
「じゃあ、6÷3×2を順番変えてやってみ。」
「6÷3=2、2×2=4。出来た!
3×2=6、6÷6=1。あれ!?違う!?なんで?」
「やろ?」
実はこのミス、中学3年生が良くやるんです!!
割り算を逆数のかけ算にすると
順番が関係なくなるんですね。
入試レベルの計算問題だと、
逆数のかけ算にして、
約分を先にやったほうが解きやすい問題が多いので、
先ほどの質問につながる訳です。
「うわー。こわー...」
「発想はいいねん。そのほうが計算速いし。
ただ、ちゃんと意味わかってへんと損するしな。」
「うん。気ーつける。」
入試で一番恐いのが、
本当は解ける問題でうっかりミスしてしまうこと。
出題者だってうっかりミスを狙って問題を作ります!
「うわ~、性格ワル!!」
「って思って見直す癖をつけるのが大事。」
「それで丸付けの前に『見直した?』って聞くんか...」
「そういうこと。」
ま、こんな質問が出てくるっていうことは、
本当に頑張っている証拠です。
頑張っている今だからこそ、
「ん?これは?」
という疑問も色々出てくるはず。
自習室ならこんなちょっとした確認もしやすいですよ!!
待ってます!!