名張校のブログ
2023/11/12
さて本日は、小学生の算数で最難関と言われている、
「割合」についての記事です。
〇割合は算数の中で最も難しい単元〇
計算問題は順調に解けていた子でも、躓く可能性があるのが「割合」です。
まず、「4割6分というのは、46%なんだ」と理解しなくてはなりません。
そして「投票率が57%だった市長選挙で42%の票を取ったということは、
市民からどのくらいの支持を得ているのか」なども、割合の概念がないとチンプンカンプンです。
こうした概念は子どもには理解が難しいのですが、大人になってからビジネスの場で絶対に必要とされることもしばしば。
〇日常生活の中で割合のトレーニングをする〇
以前は割合が生活の中にたくさんありました。
ゆとり世代以降、お店の価格表示は変わりました。
今は「〇%オフ」だけでなく、
バーゲンの価格表示など、割引後の値段まで書かれています。
子ども時代に基礎の反復学習を軽視していたことで、今はそれができない人が多いのです。
「でも、割引後の値段も書いてあるんだから困ることもないし」
「必要ならスマホの電卓機能を使えばいいじゃん」
という意見もあるでしょう。
しかし、価格交渉などビジネスの現場では、
瞬時にさまざまな計算ができる人が有利なのは間違いありません。
普段の生活でも、
「豚挽肉を牛挽肉の倍量入れるということは、200gのハンバーグを3つつくるには、豚挽肉は400g必要なのね」
というように、私たちはいろいろなところで割合の概念を使っています。
言ってみれば、割合は生きていくためにとても重要なスキルです。
買いものに行ったときなど、いくらでも親子で学べる機会がつくれますから、
しっかり身につけさせましょう。
小学生のころから算数が苦手で、中学生以降も数学に苦しんでいる生徒がいっぱいいます。
どうせなら楽しく、どうせなら前向きに、
少しでも算数、数学に気持ちよく取り組んでいただけますよう、
小学生でもたくさんの生徒が通ってくれています。
ナビ個別指導学院では無料体験やカウンセリングを実施中です。
また、定期テストに向けたテスト対策授業や、冬期講習会、入試対策講習会のお申込みも受付中!
入試にむけて勉強が不安な方、この秋はぜひナビ個別の体験授業を受けに来てみてください!