八木山校のブログ
2023/10/13
八木山校区にお住いの皆さま、こんにちは!
「自分でできた!に導く塾」ナビ個別指導学院 八木山校です。
早速ですが、タイトルの答えを明かすと、宮城県の公立高校の入試制度は「3年間勉強を頑張り続けた人」を評価する制度になっております。
どういうことなのか?を入試制度の仕組みを解説しながらご説明いたします。
まず、前提として公立高校は誰でも入れるわけではありません。合否を決めるポイントは2つです。
①学力点 ②内申点
まず①学力点 というのは、中3の3月頭にある「入試」の当日点のことです。(画像の縦軸)
100点満点のテストを5教科受けて、合計点数が高い人ほど合格に近づきます。これは説明不要ですね。
もう一つ大切なのが②内申点 です。
これは中1~中3までの"学年評定"と言われる「1年間の総評」のことです。(画像の横軸)
評価内容としては、主要5教科は各学年に出た数値をそのまま合計し、音楽や保健体育などの副教科は2倍にした数値で数え、
最終的に3年間でどれだけ内申が高かったのか?が合否に影響します。
そしてその縦軸と横軸にいた場所がぶつかった所が、黒い「領域」にいれば合格・白い所だと不合格となります。
つまり、中3になったら受験勉強を頑張って挽回しよう!と思っても、中1・中2で内申点の低い人は、圧倒的に不利になります。
その逆で、しっかり中1・中2で頑張り続けた方は、内申点が高いので(画像の中だと左側に近づきます)当日点が多少足りなくても合格する場合もあります。
この制度を、私は「3年間コツコツ勉強を頑張り続けた人を高く評価する制度」だと捉えております。
(他の都道府県では、中3の評価ほど優遇する場合もあります。)
実際、残念ながら中3でのラストスパート大逆転劇はほとんど見たことがありません。
特に今の中1・中2の方はもちろんですが、小学校高学年の方もそう遠い話ではありません。
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