川中島校のブログ

大学入試について

2018/09/29

長野市の皆さんこんにちは
ナビ個別川中島校です。
皆さんご存知の通り大学入試制度は2020年度より大きく変わります。
その中の変化の1つとして国公立大学で2021年度までに推薦入試、AO入試等による入学者定員の30%まで増やすと言う3年前に明らかにされた国立大学協会の目標と言うのをご存知でしょうか?
18年度は16.8%で目標の半分強の達成率です。比率が57.8%と高い大学もあれば東京外語大では1.7%など大学によって差があるようです。長野県の近くの国公立で言うと長岡技術科学大学(新潟) 37.5%、上越教育大学(新潟) 31.3%、群馬大学29.1%と高いところもあれば信州大学は14.5%と低めです。
私立大学は定員の厳格化により『早慶上理』早稲田、慶應、上智、東京理科大では− 6.9%定員減、『MARCH』明治、青山学院、立教、中央、法政では− 9.5%減
1番増減率が高いのは明治学院大で− 29.4%減(-1705人減)、法政大− 24.3%(-3633人)、専修大− 21.3%(-1455人)、東海大− 9.9%(-902人)と上位だけでなく中堅も軒並み入りづらくなっています。
文部科学省がなぜ入学定員を厳格化したかと言うと、地方創生の一環として大都市の大規模大学が地方から学生を集めすぎているため、これを抑制することで地方の受験生が地元の大学に進学し地方創生つながるとの考えからです。
2015年には定員の1.2倍まで入学させても国からの助成金がもらえました。2018年には1.1倍まで減らしました。2019年はもっと厳しく1.0倍になります。これを超えて入学させると助成金を満額もらえない仕組みです。助成金は平均で大学の収入の約9%を占めているため大学側にとっても助成金をもらえないのは大きな痛手です。
こういったことから国公立はもとより私立大学を目指す生徒にとっても学力をつける事は急務といえます。

参考までに
2018年 東大、京大、早稲田、慶應の合格者数を入れておきます
長野高校(279名)
東大 13名、京大 3名 早稲田 28名 慶應 9名 MARCH 136名

深志高校(317名)
東大 2名、京大 5名 早稲田 15名 慶應 12名 MARCH 130名

屋代高校(272名)
東大 3名、京大 0名 早稲田 5名 慶應 0名 MARCH 45名

上田高校(317名)
東大 1名、京大 3名 早稲田 13名 慶應 7名 MARCH 112名

伊那北高校(234名)
東大 1名、京大 1名 早稲田 2名 慶應 2名 MARCH 44名

諏訪清陵(230名)
東大 0名、京大 0名 早稲田 2名 慶應 0名 MARCH 43名

野沢北高校(196名)
東大 0名、京大 0名 早稲田 1名 慶應 0名 MARCH 42名

須坂高校(242名)
東大 1名、京大 0名 早稲田 7名 慶應 2名 MARCH 28名

松本秀峰(79名)私立
東大 2名、京大 0名 早稲田 9名 慶應 4名 MARCH 18名

佐久長聖(281名)私立
東大 1名、京大 2名 早稲田 12名 慶應 3名 MARCH 33名

長野日大(333名)私立
東大 1名、京大 2名 早稲田 4名 慶應 0名 MARCH 14名

こんな感じです。

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