松本北校のブログ
2022/01/11
読解力をつけるためには!
問題をよく読んで答えなさいとアドバイスしてもなかなか治らず困っている方の為のお話です。
まず、そもそも解き方がわからない場合は答案用紙は白紙になります。
また、人間はミスをしますから、分かっていても少しは間違えてしまいます。
ただ、もしミスが多い場合は文章を読み飛ばしをしている場合が多いです。
計算ミスや考え方は分かっているのに立式を間違えている、もしくは適当に数を足したり引いたりしてそれっぽく式を作ろうとしている場合などは正にそれです。
そして、これは本人の性格や癖が影響しているので周りが言った所で本人が自覚しない限りすぐには改善しません。
読み飛ばしや同じ間違いをする子の特徴として
①好き嫌いがはっきりしている
②自分の世界を強く持っていて他人の忠告をあまり聞かない(頑固)
③早く終わらせるという効率重視の考え方が強い(じっくり考えるのが苦手)
こういった傾向が強いと問題を解くとき一語一句しっかり読んで、それを自分の頭の中で整理して理解するという手順を踏まず、多分こんな感じだろうと直感的にやろうとします。
その為、ミスが多く、また間違え方に規則性がありません。
これを改善する為には、本人がそれを自覚しない限り周りが色々言っても直りません。
本人が自覚出来るよう、原因を考る回数を増やす手助けをしてあげる事が大切です。
コツコツのんびりいきましょう!
解決法
①普段から自分で考える機会をつくる
その為に、相手の考えを否定せずにしっかり話を聞いて本人がどうしたいかを根気よく掘り下げで聞く
大人自身が常に正しい選択をして今に至るわけではないので根気よく。
子供の考えを信じる→意見を肯定→何故そう思ったかを聞く→言った本人も自分の考えを客観視できる
②相談して貰えるように穏やかでニコニコしている
③①、②が身につくまでは時間がかかるので焦らない(最低1年は我慢)
仕事や人間関係などは色々な要素が複雑に関係してくるので、同じ事をしても違う結果が出たりします。
ただ、ことテストに関しては明確な一つの答えがありますし、解いているのは本人だけなので間違えてしまう原因は全て本人にあるのです。
それをテストを通して学ぶのも勉強です。
お家だけではなかなかうまくいかない場合は一度ナビの体験にお越しください。