松本南校のブログ

算数はここで差が出る

2022/11/23

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自習室・オンライン授業完備

ナビ個別指導学院 松本南校です。

本日は意外と気づかない「算数」のできる子、苦手な子の差がわかります。

それは、算数の基礎は「約分」がポイントです。

例えば「18分の9=2分の1」というように、分数の分母と分子を共通の約数で割り、より簡単な分数にしていく計算の手法を「約分」と言います。

約分の能力が高い子は、「100」という数字についても、「10×10」だけでなく「5×5×2×2」という発想が瞬時にできて、素因数分解が得意になります。

 約分は、さまざまな数の問題を速く解くために非常に重要で、手を抜かずに徹底して身につけさせる必要があります。

 約分が速いほど受験算数は有利です。

 たとえば、「120分の80」というのを見たときに、すぐに「3分の2」とわかる子がいる一方で、まず2で割って「60分の40」とし、もう一度2で割って「30分の20」とし、ようやく1桁の0を消すことに気づいて正解に行き着く子がいます。

 つまり、それだけで3倍の時間がかかってしまうわけです。

これでは、とうてい中学受験に勝ち抜くことはできません。

普段から掛け算や割り算の反復学習を重ねていることで、いろいろな数字の倍数を覚えており、「91も65も13で割れる」とすぐにわかるのです。

 こうしたスピードと正確性は、算数だけでなく、理科の問題を解くときにも大きな武器となります。

 約分に強い子にするために、百ます計算なども活用しながら、家庭で掛け算と割り算の反復学習をさせてください。

9の段までではなく、20の段までできるようにしておくくらいの気概でいてください。

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