諏訪茅野校のブログ
2024/06/19
諏訪市・茅野市の市境にある個別塾
ナビ個別指導学院諏訪茅野校です。
ナビでは今回、夏期面談を行いました。
その中で、よく出るお悩みの一つに「暗記」があります。
今回はそんな暗記について。
・様々な暗記方法は、既に試した!
暗記のやり方を調べると、様々なやり方が載っていると思います。
書いて覚える。耳で覚える。体を動かす。
他にもマーカーを引いたり、暗記シートを作ったり。
そんな様々な暗記方法を既に試したけど、効果が無かったという人に向けたものになります。
・陳述的記憶
聞いた事ある人もいるかもしれませんが、陳述的記憶について簡単に説明します。
陳述的記憶とは言葉やイメージなどを自分の頭の中で思い出し、その内容を相手に伝えたりすることができる記憶になります。
陳述的記憶は更に分類すると【意味記憶】と【エピソード記憶】に分ける事ができます。
意味記憶とは、情報や知識に対する記憶。つまり暗記タイプの記憶になります。
恐らく普段、やっている暗記はこちらに当てはまるのではないでしょうか。
続いてエピソード記憶とは、出来事や経験など思い出に関する記憶です。
小さな時に、両親といった旅行などを覚えてたりするのも、この記憶になります。
・脳が覚えている記憶とは
ここで大事なことは、脳は「繰り返し使う情報」と「心が動いた情報」を重要だと判断します。
よく暗記をするには、何度も反復練習しないとダメだぞ。と言われているのは
暗記した内容を「繰り返し使う情報」として、脳に記憶させるためです。
いわゆる一般的な暗記方法の多くは、この繰り返し使う情報のやり方を解説していますね。
ここでもう一つの「心が動いた情報」に注目します。
経験ある人もいると思いますが、面白い授業をする先生だったり、自分にとって意外すぎる事実を知った時とか。
心が動いた時に覚えた情報って、大人になっても意外と覚えていたりします。
そこで考えるのはまず、自分の過去を振り返ってみて「心が動いた事象」を思い出してみて下さい。
心の動きは人それぞれ違うので、絶対これが正しいという勉強方法はありません。
勿論、面白い先生の授業や、尊敬している人からの言葉だったり。
心が動きやすい状況はあるかもしれませんが、それも結局人によって違います。
なのでまずは、自分の過去を振り返って心が動いた事象を思い出しましょう。
そしてその心が動いた事象を、どうにか今の自分の勉強方法に組み込めないか考えてみましょう。
以上、参考にしてみて下さい。