諏訪茅野校のブログ
2024/12/10
諏訪市・茅野市の市境にある個別塾
ナビ個別指導学院諏訪茅野校です。
今年度から長野県公立高校入試の前期試験でも5教科のテストが実施されます。
今回は長野県教育委員会から出ている問題例を参考に
どのレベルの問題が出ているのか、解析していきたいと思います。
【国語】
漢字の読みは中学生レベル。書きは小学生レベルの問題が出題
四字熟語、熟語の構成、文法も一般的な中学校のテストレベル。記号問題なので、少し知識があれば解ける。
漢文は孫氏の有名な一文。後期入試レベルの問題をやっておけば問題なくこなせる。
読解文章も読みやすく、また記号問題や抜き出し問題のため、何かしら回答を書くことはできます。
【社会】
気候帯を答える問題。シベリアのイルクーツクについての問。日本の諸地域の特徴。
公民は社会保障や年金、国会の問題などが3問。
歴史は比較的難易度が少し上がり、知識がないと難しい問題も出てくる。
3分野が満遍なく出題されているため、全分野の演習が必要。
【英語】
リスニングは簡単な問題が多め。文法も中1~2で習った範囲がメイン。
会話文や長文も短い。英作もあるので対策をしておけば問題なく解ける。
中3の内容より中1~2が多めに出ている印象。問題数も少ないため、長文などの正解率は上げていきたい。
【数学】
問1は、正負の計算、文字式、因数分解の計算問題。
平行四辺形、一次関数、反比例、確率など。高校入試の過去問の問1と同じような内容。
証明もあるが、合同証明の基礎問題。一般的な合同証明が出来れば解ける。
【理科】
理科は四分野あるためか、生物2問、化学1問、地学2問と、どんどん分野が変わっていく。
2枚目では化学や物理などの計算問題もあるため、練習しておく必要がある。
・総評
基礎問題は多いが、知識がないと解けない問題もあるため、社会や理科は問題集などを解き対策しておきたい。
改めて対策が必要そうな難しい問題はなかったため、高校入試の過去問をやっていくのが一番良いでしょう。
後期入試の対策をしておけば、前期入試の対策に自然となるような問題構成だと思います。
あくまで後期入試での合格を目指し、残りの期間は勉強に励んでいきましょう。
以上、参考にしてみて下さい。