相浦校のブログ
2022/07/15
相浦・中里・佐々方面の皆様こんにちは!
ナビ個別指導学院相浦校です!
本日は「因数分解」の解き方についてです。
まず初めに「因数」とは、積をつくる一つ一つの元の式です。
例えば、12を4×3に分解したとき「4」と「3」が12の因数になります。
「因数分解」は多項式を単項式や多項式の積の形に表すこと・・・
ですが、この説明だけで理解をするのは難しいですよね。
では因数分解をするためのポイントをおさえましょう。
①共通因数をくくりだす
⓶公式をつかう(選ぶ)
です。
4x^3+32x^2+64x の式を因数分解するとき、共通因数があるか探します。
各項に「4x」が共通しているので、これを①共通因数としてくくりだします。
すると、4x(x^2+8x+16) の式になります。
さらにカッコ内の式を⓶公式をつかって因数分解します。
この式の場合、16という数字を作り上げるかけ算の数字の組み合わせで、
足し算・引き算で8になる組み合わせを見つけだしてください。
1×16 1+16 1-16 ⇒ 8にならない
2×8 2+8 2-8 ⇒ 8にならない
4×4 4+4 ⇒ 8になる!
16の因数の組み合わせで使えるのは4と4の組み合わせ!だから、
4x(x+4)(x+4) になるね。
...でもカッコの数字が同じであれば、4x(x+4)^2 と、記入しましょう!
因数分解の公式は
1.x^2+(a+b)x+ab=(x+a)(x+b)
2.a^2+2ab+b^2=(a+b)2
3.a^2-2ab+b^2=(a-b)2
4.a^2-b^2=(a+b)(a-b)
因数分解は展開の逆なのです。
展開を公式をつかって解けないと因数分解に苦労してしまうので、
この公式はしっかり覚えましょう!
高校生になっても展開と因数分解は学習しますよ。
数学は解き方(公式)を覚えることが学習のカギになります。
その解き方を覚えるためには繰り返し問題を解き、
正しい解き方を定着させましょう。