東長崎校のブログ
2023/11/07
ナビ個別指導学院 東長崎校です!!
三者面談の中でよくご相談いただく内容に
「文章問題が苦手なんです!」というものがあります。
最近では「読解力」や「自分の考えを文章で表す力」を
求められる問題がドンドン増えてきているため、
教科を問わずに文章問題のスキルが必要となっています。
そこで勘違いしやすいのが、
「国語が出来れば他の教科の文章問題も解ける!」ということです。
「国語が出来るのに、何故数学の文章題は苦手なのか?」や
「数学の文章題はできるのに、何故国語は出来ないのか?」
といった質問もよく聞かれたりします。
「読解力」という点ではどの教科も同じかもしれませんが、
必要な知識や理解するためのアプローチが大きく違っています。
例えば、国語の文章問題と数学の文章題では何が違うのか?
国語→問われていることを長文の中から探す。
数学→問われていることに対する知識を頭の中から引き出す。
それぞれこんなイメージです。
国語では、知識が必要な問題はあまりありません。
質問されている答えを探す問題がほとんどです。
逆に、数学は答えを解くために「知識」が必要です。
例えば、公式であったり図形の性質、計算の規則といったものです。
また、数学の場合は問題を図式化して
分かり易くする必要のある問題も出てきます。
こういったことから、同じ文章題でも性質が変わってきます。
国語の場合は、まず何よりも問題を読む中で、
「何を聞かれているか?」を理解することが重要です。
どうしても分からない時に長文の方を読んでしまいがちですが、
そうすると益々混乱します。
数学の場合は、「この問題は何の知識を使って解く問題か?」
を考えて問題に取り組むことが大事です。
問題の演習量を増やすことで、解法のパターンを見つける
スピードも必ず上がってくるでしょう。
どちらの場合も分からなかったり間違えてもOKです!
大事なことは、上記のそれぞれのポイントを押さえられるかです。
「ただ何となく答えを写して終わり!!」
これが一番無駄につながってしまうので要注意です!
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