東長崎校のブログ
2024/07/23
テストを子どもたちにさせると、解答欄に何も書かないところがある「無回答」も見られます。
これについてどう思われますか?
何か書いていても正解でなければ✕、無回答でも✕。テストの点数として結果は同じです。ただ、単に同じと捉えてよいでしょうか。テスト分析の一つとして「無回答率」ということも行われています。わざわざこのような分析をするのはなぜでしょう。それは、無回答を減らすためです。
無回答だった原因としては、
①まったくわからなかった。②問題を解く時間がなかった。③考えたがよくわからず、あきらめた。④記述式の問題など、どのように書こうかうまく表現できなかった。
など、さまざまです。③や④が原因の場合、普段の学習で、説明などを聞いてわかった・わかった気でいた、できた・できた気でいた、のかもしれません。これはまわりの話をよく聞きながら学習しているということでもあるのですが、受け身的な学習姿勢の場合は、ややこのような傾向が見られます。その上でさらに自分の考えを言葉や文章で表現しながら主体的に学ぶ姿勢が重要です。
ナビ個別指導学院東長崎校では、子どもの表現を引き出し、「自分でできた」の実体験を積み重ねながら学習を進めています。
「何か書いたら当たるかもしれんよ」というまわりのあたたかい励ましの言葉も素敵な言葉ですね。