大村竹松校のブログ
2023/09/22
アメリカのある心理学者の研究によると
「人間が1度に覚えられる情報は7つ前後である」という
研究結果が出ています。[マジカルナンバー7±2(ミラーの法則)]
1度にという点がポイントですがそれでも思ったより少ないと感じるかと思います。
なので1度に大量の単語や用語を暗記しようとしても難しいのは実は当たり前なんです。
ではどうやって暗記をしていけば良いか?
逆にこの「7つ前後」という数字を利用してみましょう!
◎「7つより小さいグループに分けて覚える」
7つが1度に覚えられる限界なのであれば7つより少ない数ずつに分けて覚えていきましょう。
例えば都道府県の暗記です。
都道府県は47もあります。1度に覚えられる数である7つの約7倍です。
これを「北海道・東北地方」「関東地方」「中部地方」
「近畿地方」「中国・四国地方」「九州・沖縄地方」という
6つのグループに分けて覚えていくと良いです。
中学生だと地理の教科書の日本地理の単元はこのような6~7つに分けられています。
そしてまずは「九州・沖縄地方」の場所と県庁所在地から覚えていく・・・といった感じです。
後は例に挙げた都道府県の暗記などは特にそうですが、
「絵や写真とセットで覚える」ということも大事です。
視覚から入る情報と一緒に覚えることでイメージがしやすくなり、
忘れたときにも思い出しやすくなります。
このように暗記は7つ以下の少ないグループに分けて覚えていくと効率的になります。
「暗記が苦手」という人に限って1度にたくさんのことを覚えようとしている姿を目にします。
小分けにして少しずつ、定着させながら暗記をしていきましょう!