燕校のブログ

七夕は秋の言葉?

2023/07/06

燕市のみなさんこんにちは!
燕市の個別塾、ナビ個別指導学院燕校です。
ブログをご覧いただき、ありがとうございます。




さて、明日7月7日は何の日でしょうか?
正解は...七夕(たなばた)の日です!
日本では短冊にお願いを書いて笹の葉に吊るしていますが、
このように七夕を過ごすのは日本だけだそうです。
中国では地方によって風習が違ったり、
韓国では七夕に雨がふることをお祈りしたりするなど、
各国によって祝い方が違うのは面白いですよね。


七夕という言葉を聞くとその季節をイメージすると思いますが、
このように季節を示す言葉を「季語」と言います。
季語は俳句の勉強においてポイントになる言葉です。


七夕と言えば夏だから、これは夏の季語だ!
と思ってしまいがちですが、実は夏の季語ではないのです...


季語は俳句で使われる表現ですが、
日本で俳句が生まれた時代は今と暦にズレがありました。
昔は旧暦で季節を考えていたので、
春:1~3月 / 夏:4~6月
秋:7~9月 / 冬:10月~12月
このように四季が3ヶ月ごとに分けられていました。


この旧暦だと七夕の7月7日は秋にあたるので、
「七夕」は秋の季語として親しまれていたということですね!
その他にも今と季節のイメージが違う言葉があります。
「こいのぼり」 5月だから夏の季語
「盆踊り」 8月だから秋の季語
「七五三」 11月だから冬の季語


季語は小学生の国語で学び、
俳句は中学生の国語で学習する内容になります。
俳句は限られた文字数で内容を表現するので
情報が少なくて苦手意識がある人も多いと思いますが、
季語やそれと結びつく言葉からイメージを膨らませることが大切です。
国語に不安のある方もナビで一緒に学んでいきましょう。


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