日田校のブログ
2022/09/30
日田市近隣の皆さん、こんにちは!
ナビ個別指導学院日田校です!
今回は国語の文章問題の解き方についてお話しします。
①まず先に本文を全部読む
よくあるのが、先に問題の方へ進み、傍線部分の前後だけを読んで答えを探そうとするケースです。
小学生の間であればそれで通るかもしれませんが、中学生以降はそうは問屋が卸しません。
そのような解き方をしていると、傍線部分とはかけ離れたところに答えがあった場合に見つけるのに余計に時間がかかったり、話の内容をつかめていないために最後の記述問題で何も書けなかったりしてしまいます。
まずは本文をすべて読み、話の内容を理解したうえで問題へ進んでください。
②重要だと思う箇所には本文に印をつける
これをやっている子は少ないですが、最初に本文を読む時に「これ問題に出てきそう」と思うところには線を引いたり丸で囲んだりしてください。
また、問題を解く時にも、抜き出しであればどこから抜き出したのか、記述であればどこを読んでその考えに至ったのかを明確に印をつけておくことで、後で見直しがしやすくなります。
③選択問題は選択肢をすべて読む
これも意外とできていない子がいます。
本文中に出てきた言葉が選択肢に書いてあるだけで他の選択肢を読まずに「これだ」と決めつけて実は間違いだった、というパターンです。
これは英長文もそうですが、本文にある言葉や単語をそのままは使わず、言い換えてある場合もあります。
言葉と単語だけを頼りに選ぶのではなく、他の選択肢もちゃんと読み、表現は違えど同じことを言っているものがないか、じっくり見定めてください。
④選択問題は消去法で解く
続いても選択問題に関してですが、選択問題は一発で答えを見つけるより、答えに不適切なものを排除していって残ったものを選ぶ方が正答率は上がります。
4択から3択へ、3択から2択へ、といった具合です。
⑤記述問題や作文を空欄にしない
恥ずかしさからなのか、ある種のプライドからなのか、頑なに記述や作文を書こうとしない子がいます。
どちらも加点式なので、100%は合っていなくとも何か書いていれば部分点をもらえる可能性があります。
頓珍漢なことを書いていたとしてもマイナス点になることはありません。
少しでも点数をもらえるよう、何でもいいので書く癖をつけておきましょう。
読解力はなかなかすぐに身につくものではありませんが、国語の文章問題にもちょっとした解き方のコツはあります。
たくさん本を読み、問題を解き、より多くの文章に触れて、文章問題を攻略していきましょう!