南大分校のブログ
2018/05/22
大分市、古国府・豊府・滝尾・敷戸・城南・稙田・南大分・上野丘地区のみなさま、こんにちは。
学習塾の『ナビ個別指導学院 南大分校』です。
「国語を勉強しなさい。」と言われたとき、何を勉強すればいいでしょうか?
『漢字練習』『本を読む』などがすぐに思いつくと思います。
漢字は覚えるために練習するしかありませんが、文章については具体的な勉強方法が想像しづらいと思います。
そこで今回は、1学期の国語の勉強ポイントを紹介します。
1年 絵から読み取る
↳ 絵から「誰が何をしている」「この絵には何が書いてあるか」を読み取ることが1学期の国語です。これから少しずつ文章が出てきますが、文章に触れる前の基礎として、絵からの読み取りが大事です。
2年 文章から「だれが何をしているか」を読み取る
↳ 2年生の文章は、絵本の一部を抜粋した文章がほとんどです。登場人物は基本的に2人しか出てきません。その中で、誰が何をしているのかを読み取れるようになりましょう。絵からの読み取りが、文章からの読み取りに変わるのが2年生です。
3年 行動の順番の読み取り「まず何をやって、次になにをやって、最後になにをしたか」
↳ 3年生の文章から、登場人物の行動が増えます。「まず、次に、最後に」という言葉を使って、やったことの順番が示されています。行動の順番を読み取れるようになりましょう。
4年 場面の読み取り「誰が、いつ、何をしたか」
↳ 4年生の文章から、絵本ではなく、小説から抜粋した内容になり始めます。また、登場人物が「人」の物語が増えてきます。(今までは動物や植物が登場人物でした。)そのため、「だれが、いつ、なにをしたか」を読み取れるようになりましょう。
5年 行動から気持ちを読み取る。
↳ 5年生から、感情の読み取りが始まります。いままでは感情表現がそのままの言葉で文章にありましたが、これからは、「行動から感情を読み取る」ことが問われます。この行動からどんな気持ちが読み取れるのか、沢山練習をして、読み取れるようになりましょう。
6年 感情の移り変わり、他の登場人物の感情の読み取り
↳ 6年生の文章は登場人物が3~4人ほどいます。5年生までは、主役の感情読み取りが中心でしたが、6年生は主役以外の感情の読み取りも問われます。「誰が、なにをしたか」を正確に読み取ったうえで、感情も読み取れるようになりましょう。
国語については、「本を読みなさい」と言われていますが、読むだけではあまり意味がありません。上記で紹介したポイントに着目して文章を読んでいきましょう。
国語を読み解く力は『小学生』のうちにつけましょう。
国語が苦手でも楽しめるように指導しているので、まずは体験してみませんか。
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