南大分校のブログ
2018/06/20
大分市、古国府・豊府・滝尾・敷戸・城南・稙田・南大分・上野丘地区のみなさま、こんにちは。
学習塾の『ナビ個別指導学院 南大分校』です。
一部の学校は、今日or明日からテストですが、ほどんどの学校は来週がテストですね。
当然のことながら、テストに向けた準備が着々と進んでいるはずです。
もし準備をしていないという場合は、すぐに取り組んでください。世の中そんなに甘くありません。学力は「上げるの大変、下ちるの簡単」というものです。
それはさておき、期末にむけた国語のポイントを紹介します。
もうテスト直前なので、点数を上げやすい古典に着目して紹介します。
枕草子
2年生の1学期といえば【枕草子】です。
平安時代中期 に 清少納言 が書いた作品が「枕草子(随筆)」です。
同じく、平安時代中期に 紫式部 が書いた作品は「源氏物語(物語)」です。
また、日本三大随筆といえば、清少納言(せいしょうなごん)『枕草子』、鴨長明(かものちょうめい)『方丈記』、兼好法師(けんこうほうし)『徒然草』があります。
折角なので合わせて覚えましょう。
枕草子は学校では1段しか出てきません。
1段は、春~冬における清少納言の季節感覚を描いています。
春、夏、秋は趣のあることを、冬は好ましくないことを書いています。
春:「明け方」、だんだんと白くなる「山ぎは」の空が明るくなり、紫がかった「雲」が細くたなびく様子が良い
夏:「夜」、「月(満月)」は言うまでもなく、「蛍」が飛びちがう光景や、「雨」が降るのも良い
秋:「夕暮れ」、「烏(からす)」がねぐらに帰っていく様子がしみじみとしている、「鴈(がん)」が連なって飛んでいる姿が小さく見え、「風の音、虫の音」が聞こえてくるのが良い
冬:「早朝」、「雪」が降っていて「霜」が白い朝に、「火」を急いでおこし、「炭」を運びまわる光景が似つかわしい、「火桶の火」が白い灰になって風情がない
こんな内容です。
各季節ごとに、何について書いているかを押さえておきましょう。
期末テスト後にテスト分析もかねて、体験してみてはいかがですか。
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