南大分校のブログ

【小学生】年度の躓きは年度のうちに!基礎の定着を目指しましょう!【中学生】

2021/01/29

小学生の皆さん。中学生の皆さん。ナビ個別指導学院 南大分校です。

年度末が近づいていますが不安なところは残っていませんか?

小テストや定期テスト、ちょっとしたプリント80点だからいいやと思っていませんか?

毎回少しずつ落とした2その0点分は溜まっていきます。落とすところは当然理解できていない苦手な単元ですから

見た目の点数が良くても2年後には結構な苦手、弱点として出てくることが多いものです。

小学校低学年から中学校の単元はすべて繋がっています。

基礎があってその上に応用や次学年の単元が乗ってくるわけですが目の前に返ってきた答案からでは

自分が一体どこから、どの学年のどの単元から理解できていないのか分かりません。

それを高校受験前に調べ上げたり、中学受験前に確認しようとしても膨大な時間が掛かってしまいます。

一方で高校受験や中学受験で苦戦する事もなく日頃の勉強を少し増した程度で志望校にいけましたという子が一定数いるのも事実です、この違いは何でしょうか。

それは基礎の定着の差です。基礎は基礎ゆえに簡単です。授業の時に習った基礎を次の日に問題として出されても問題なく憶えています。9割9分取れるでしょう。比較的良い点数がとれます。

では2か月後ではどうでしょうか。

もしかしたら8割程度しか取れないかもしれませんが80点が返って来て「自分は出来ていると思った」らそれはもう危険なサイクルに入っているかもしれません。

学校で行われる定期テストや模試は基礎と応用が織り交ぜて出題されています。ですから80点でも基礎は出来ていて応用を落としているのかも知れません。ですが中には基礎の割合が高いテストもあったはずです。

それが小学生の小テストや中学生の1学期末テストなどです。これで80点なら残りの基礎20点は一体どこへ行ったのでしょうか。それを応用の混じったテストの80点と同一視しているのは大変危険です。

また平均点70の自分80点と平均点50点の自分80点は全く異なります。

このような問題の種類や基礎、応用の割合、平均との差を考慮することなくご家庭内で点数が良い、悪いの話が出ているのだとしたら将来的に必ず困るときが来るでしょう。

まさしく中学2年生の終わり頃や中学3年生になってから塾を探して駆け込むような事になる訳です。

このようなことにならないように今やるべきことは点数に関わらず基礎を定着させることです。

1か月後でも2か月後でも2年後でも基礎は分かる状態にしておけばそこからスタートすることが出来ますよね。

点数は毎回80点以上は取るから、90点はとるから今は塾はまだ...とおっしゃる小学生の保護者の方がいます。本来小学校で習う基礎分野においては落としていい、忘れていい単元は存在しません。小学生の頃の20点、10点分の基礎はとても大きいのです。

仮に算数で80点ならその20点の基礎を理解できないまま中学生になってしまい、小学生のころと同じ感覚でテストを受け80点以下に落ちるケースが非常に多いのです。

具体的な例としては4.5.6年生で習う分数の絡んだ四則計算、分数を小数に変換、その逆、比の理解、比例、反比例の違いなどこれらを理解7割、8割で中学生になった結果、これらを覚えていることを前提で習う方程式、正負と分数、小数の絡んだ四則計算、一次関数などで大きくつまずくことになるのです。

実際に中学校2年生初期以降で赤点を取ってしまい塾に来られる子のほとんどはそもそも正負の絡んだ四則計算を満足に行う事が出来ないケースがほとんどです。もっと言うと小学生の分数と小数の変換や反比例の公式も言えないこともザラです。

そしてこれらは果たして応用問題でしょうか。中学生で出た難しい単元なのでしょうか。

違います。小学生で習う基礎です。

基礎の定着をもって備えとすることがいかに大切かということだと思います。

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