河内長野校のブログ
2023/02/24
小学生のうっかりミスで多いのが、
「単位」の付け忘れ。
返ってきたテストをみて「惜しい!」と思うことありますよね。
生徒からは
「別にいいやんなくても!数字あってるやん!」
なんてよく言われるのですが...
実は「単位」ってすごく大切。
これからの算数・数学の救世主になってくれる存在です!!
まずは足し算・引き算。
「単位」が同じもの同士しか計算できません。
『3(個)+4(時間)』なんて計算はできませんよね。
『3(km)-500(m)』も『3000(m)-500(m)』と
同じ長さでも単位をそろえることで、
初めて計算ができるようになるのです。
次にかけ算・わり算。
代表例が「速さ」の問題です。
保護者の方も「きはじ」や「みはじ」は聞き覚えがあるのではないでしょうか?
実は速さの公式を覚えてなくても、
単位を見れば式を作れるようになっているのです!!
速さの単位は『km/時』や『m/秒』などで表します。
例えば、『20(km/時)』の場合、
(km)÷(時間)
これは中学理科にも応用できます。
例えば圧力の単位、『(N/㎡)』!!
「力の大きさを、面積で割ればいいよ。
その時に面積の単位を㎡に直すのを忘れないで~」
と単位が教えてくれているのです!!
文章問題が苦手な人は、
まず、「単位」をよく見る癖をつけてください!
それだけで式を立てるのが楽になりますよ!